谷藤綾香のテューバ日記

岩手県在住のテューバ奏者、谷藤綾香の演奏活動についてです。

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レッスンと古本さんのリサイタル

2013年02月21日 01時13分23秒 | 音楽
今日は、テューバ三昧の一日でした。

まず、午後から、荻野晋先生のレッスン。
先生は具合が良くなかったのにおつきあいいただいて申し訳なかったです…。
前に比べて、テューバと谷藤さんの距離が近くなった。と言われました。
確かに、前までは、テューバくんと戦っているような感覚があったのですが、ごく最近、楽器と自分がかなり一体化しているかんじかしてるんです。
なんか変な話ですが、前はテューバくんを「抱えている」かんじでしたが、今は「抱きしめる」かんじです。
共演者を信じる心が、テューバくんを信じる心にシンクロしているのかも。
けど、やっぱり思ったような音が出ない時がほとんど…。

・息をたっぷり使うこと。
・角度を考えること。
・楽譜を越えて、作曲者の頭の中を再現すること

を意識しながら練習していきたいと思いました。


夜は、何回か前に管打楽器コンクールの演奏を聴いて、感動のあまり涙を流してしまった、大好きな古本大志さんのリサイタルを聴きに行きました。
以前から、音楽表現が豊な演奏だなぁとは思っていましたが、以前にも増して、音色がみちみちしてるというか、包み込まれるようなかんじがしました。
ああいう音が出せるようになりたいなぁ。

選曲も、谷藤的にはドハマりする曲ばかり
私は、委託初演の石川亮太さん作曲・MEN IN BASS が超好きでした。
あんな風なベースラインを吹けるようになりた~い!
私は、突いたあと、抜きすぎて、ピッチが下がるんだよなぁ。
最近思ったけど、ベースラインの吹き方って他の管楽器にはない奏法ですよね。
共演する他の方には、もっと短く吹けって言われるけど、そうじゃない。
ピチカートに聞こえる為には余韻が絶対必要だけど、はじいたときの「ぼんっ」って音を出さなきゃいけない。
絶対ブレスが重要なんだよなぁ。
…なんて、反省しながら聴いてしまいました。

古本さんみたいに、ステキなてゅーびすとに近づけるようにがんばろっと

普段、全くお酒を飲まないのですが、先週、かなりかなりさみしい事があり、夜になると飲んだくれの1週間でした。(理由は近々アップします。)
「ね」という曲を聴きながら、涙を流しお酒をたしなむ毎日も今日で終わりです。
明日からまた現実に戻ります…。


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