2月20日(月)
実はこの映画も昨日と引き続き

テレビで観たものです。
Mitch Albom著の小説を映画化した『The Five People You Meet In Heaven』。
最近観た中ではこれが一番好きかもしれません。
これも死がテーマになってますが、「死」そのものが物語の始まり。

人間一人一人の存在価値を見出してくれます。
主人公はEddie(エディ)という一人の男。
83歳の誕生日に彼が勤めるRuby Pierという遊園地で死を迎えます。
エディは長年の間、この遊園地を訪れるお客さんの安全を守るために
丁寧に乗り物の点検をしたり、遊びに来る子供達に温かく接したりして、
多くの人々にとって彼は信頼をおける好かれる人物でした。
この日も ボーイフレンドと遊園地で楽しむ母親を待つ一人の少女に
修理用色つき針金でウサギを作ってあげて、少女の顔には

笑顔。
いつものようにお客さんの安全を見回り一休憩していたその時、事故発生。
垂直落下マシーンのような5、6人で乗る乗り物の綱に異常が。
落下直前に綱が少しずつ切れ始め、乗客は恐怖の中 脱走を試みます。
エディは、下にいるお客さんの安全を確保する為、その場から離れるように指示。
ところがマシーンが落下すると共に先ほどの少女が恐怖で立ちすくんでいるのに
気が付きます。そして急いで救出に向かいますが、子供の手と接触した瞬間真っ暗。
そう、彼は下敷きになってしまったのです。
・・・ここから物語のはじまりです。

天国に行った彼。救おうとした少女が無事だったか気になりながら、
5人の人々に出会います。彼らはみんな生前エディに関わったことのある人々。
若かれし頃の仲間もいれば、

愛する人

もいますし、まったく会った覚えのない
”他人”と思われる人たちとも出会います。
そして自分がなぜ、生を受けたのかを知ります。
他人と思っていた人々も実はどこかで深いつながりを持っていた。
生きていた時の悲しみや

怒りなどは、自分の失ったものばかりを見てしまい、
得たものを見落としているから。得たものの数々を目にし、納得し感謝するエディ。
知らずして犯してしまった重大な罪の数々。そして償い。
全ての生命には意味があり、無駄なものは一つもない。
ストーリーの詳細はぜひ映画(又は小説)で!

助けようとした少女がどうなったか?。。。エンディングも素晴らしかったです。
Cast: Jon Voight, Steven Grayhm, Callahan Brebner, Dagmara Dominczyk, Michael Imperioli, Jeff Daniels, Matthew Viser, Ellen Burstyn, Allie Mickelson, Nicaela Weigel, Shelbie Weigel, Callum Keith Rennie, Rebecca Jenkins, Damon Johnson and Darcy Cadman
この映画の中にはベトナム戦争で戦っていた間の様子もあり、日本人兵も登場。(

ちゃんとした日本人でした!)
過酷な戦場という状況、一生懸命生きようとする人々。

天国ではみんな生前のいろいろな謎を解明し、幸せに暮らしているのだな~って
気持ちが温かくなったと共に 今ある”生”を大切にしていこうと思いました。