早晨諷経

今朝は、小生が公私ともに大変お世話になっている杉並区松林寺様が、峨山禅師６５０回大遠忌に際し、總持寺に焼香師として上山されたので随伴させて頂きました。

６時半頃打出しの早晨諷経ということで、余裕をみて寮を４時過ぎに出発しましたが、通常一時間ほどかかるところ、日曜日の未明のこととて道路が大変空いていて、總持寺まで４０分足らずで着いてしまい、駐車場も開いていなかったので暫く車内で時間をつぶすことになりました。実は寮から總持寺までは実走距離で１６ｋｍほどしかありません。意外に近い。

現在、元寮生が何人か總持寺に安居中ですが、大祖堂での法要中に供頭（くじゅう）配役のＳ君とＯ君を見かけました。彼らも私に気がついていたと思いますが、厳粛な法要中につき、お互いに目を合わせることもしませんでした。

在寮中は、ある意味で私の頭痛の種でもあった連中ですが、なかなかにきびきびとしたきれいな進退を見せてくれたので安心し、また喜ばしく思ったことでした。そういえば、Ｓ君には絡子の裏書きを頼まれたが、まだ使ってくれているんだろうか。