小田急線急行新宿発小田原行に乗り込んで…
目を覚ますとそこは小田原だった!
爆睡してるんだから当たり前か。あ~首が痛いです。
はい、今日も湯河原幕岩へ。
今日はクライマーの数が少ないようです。
梅の花は…先週よりは花開いてきているみたいだけど、まだまだ。
準備を整えて、通いなれた道をウイングスロックへとレッツラゴォォォォ!
約30分の登り道で汗びっしょり。
誰もいないのをいいことに、取り付きで上半身ブラ一枚になってしばし涼みます。
あら、見たい? あたしのブラ姿。ただよ。無料でご覧になれます。
でもね、ただほど高いものはないっていうから…よく考えてね。
で…。
まずはアップに 海を見ていた午後(5.9)を、今回はマスターで。
先週のビビりを全く感じず、けっこうあっさりと登れたりして…。
「なんか、慣れてみるとやっぱり5.9ですかねぇ」なんて言っちゃったりして。
続いて隣の ルートは緑(10b)
行けそうかな…と思っていたんだけど、最後の乗越でやられました。惜しくもワンテン。
で、アップは終わり。さてさて、宿題の スキンライフ(10b)を片付けないといけません。
あ~、でもできる気がしなくて…実はもう、やらなくてもいいかなぁ、なんて自分の中では…
執着しない、というあたしのモットーからいうと、そう、別にもういいんだけど…
いやあ、今のあたしには無理無理。
こんなのに時間かけないで、もっと他にいろいろ登りましょうよ、登ってくださいよ…
「さ、かよちゃん、宿題のスキンライフやっちゃおうか!」
優しい口調だけど、有無を言わせないEさんのお言葉。
「ハイ!」
心の中の言い訳は、すべて消えてなくなりました。
子供のころによく親に言われてたっけぇ。
「宿題はさっさとやっちゃいなさい。嫌なことは後回しにしないで、早く片付けちゃいなさい」
「やらなきゃならないことをいつまでもぐずぐず残しておくのは、かよこの悪い癖」
はい、ごもっとも!
まずはEさんがヌンチャクをかけてきてくれます。
1便目、2便目。全然ダメダメ!
登るたびにムーブが違ってくる、わからなくなってくる。
出だしから力を使ってしまうし、クリップが怖い。
そして2本目から3本目もとても遠くて怖いぃぃぃぃぃ!
あたしが悪戦苦闘している間に、EさんはTRで11dと12aのルートに取り付いてみる。
前回 見返り美人(11d)はトップアウトしたのに、今回は出だしで悪戦苦闘していました。
パッと見、隣の バンザイ2やっとこさ(12a)の方がホールドもありなんだか登りやすそうに見えていたのでそちらにも挑戦。
が、しかしEさん曰く「やっぱり12は12だわ!」
あ~、3便目。
わからない、自信ない、怖い。
ま、いいか。これでダメなら封印だぁぁぁぁぁ。
スタート、1本目。2本目クリップ。
と、そこで突然ひらめいた、というか体が勝手に右へ移動。
レスト始めたのですよ。
あらあら、ちょっといいとこ持って、右手をブラブラ、左手もブラブラ、力抜いて、気持ちも落ち着いて…。
そしたらあらあら、行っちゃいました!
登っちゃいました!
核心の右手でガバを取りに行くところは一瞬躊躇。が、しかし…
「そこで躊躇しないでパッと取りに行くんだよ。躊躇なんかしてると、どんどん疲れるだけだからね」
というEさんの言葉を思い出して、パッと!
お・も・て・な・し。
じゃなくて
お・と・し・ま・え。
つけさせていただきましたよ、きっちりと!
なんちゃって、急に強気です。
いつものことながら、Eさんに感謝です。
こんなに苦労した10bは初めてかも…。
「これは10b以上だよ。難しいよ」
というEさんの言葉に慰められて、ま、良しとしますか。
早めに切り上げて、りえちゃんに教えてもらったパン屋さんに行ったけど…。
シャッターが閉まっていて「本日は終了しました」ですと。残念。
売り切れ御免なのね。
今度は桃源郷あたりで登って、昼に来てみようかな。
さて、次回は何に挑戦しようかな…。