alternative panda

ま、テキトーに生きてきましょ。

100匹目のドジョウ。

2012年07月29日 17時52分03秒 | 妄想
 宮崎県串間市の幸島に棲息する猿一頭がイモを洗って食べるようになり、同行動を取る猿の数が閾値(ワトソンは仮に100匹としている)を超えたときその行動が群れ全体に広がり、さらに場所を隔てた大分県高崎山の猿の群れでも突然この行動が見られるようになったという。このように「ある行動、考えなどが、ある一定数を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播する」(出典 wikipedia)


と、言うのは、ライアル・ワトソンの作り出した単なる与太話(とされている、といっておこう。オイラはなんの検証もしていないし、できないから、たんなる受け売りってことで)なんだけども、反核のデモを見ていると、意外とこれが正しいのではないかという錯覚を起こしてしまう。錯覚にすぎないんだろうけど、多分、ね?何しろ、この話が間違っている、というのは、他人の受け売りでしかないから。
 閾値をこえたときに、急激に広まるという部分においては、正しいんだろう。きっと、広告代理店や社会学に携わっている方々は、うまい言葉を持っているに違いない。「ブーム」「流行」発生のメカニズムに近いものなんだろうか。どうですか?

 と、いうわけで、情報の選択が偏っているせいもあるかもしれないけど、ネットでは、日に日に「反核」な感じは広がり、ネットの外では、さほどそんな感じではないまま、と言った状況になっている。「100匹の猿」現象が、実際になってしまいそうな予感もする。(大手メディアが乗っかってくるとか。あの政党もそんなことを口にするとか。敵に回すとヤバい感じに。)ちなみに、ドジョウは100匹目であっても二番煎じですね、劣化コピーというか。
 いつまでも「ないこと」「一部の変わった人たちがやっていること」「ちっぽけなこと」のままにできるのか。いつまでも「ああ。外は大きな音がするね」的なことを言ってやり過ごせるのか。見物だぞ、これは。
 最近は、政治家が「票が欲しいから参加している」と言った報道も見た。なんだかガッカリだ。新しい言葉で語る事ができないんだからね。