Athletic Club de Fukuoka

アスレチック福岡

FWたち

2007-12-31 | ビルバ王07

マークを2人つけないと止められない。
警戒される存在になったユースケは、
「個」としてJ2レベルを超えたと思う。
今季はほとんどMFでの出場だったが、
来季は3トップの一角で勝負してほしい。
「J1でも警戒される選手」を目指して


林にも大きな夢を見させてもらった。
リンコンのテクニックも楽しかった。
ただ、本来のFWの仕事を任された
選手としては「もう一歩」だった。
1人で打開できるパワーかテクニック。
徳島と湘南でひと皮むけられると、コワイ。

J1では組織でカバーするにも限界がある。
J2を超えるレベルの「個」があって初めて、
J1で通用する組織を形作ることができる。
1対1では絶対に負けない強いFWを!
黒部の復活、大山の覚醒に期待したい。

地元縁者の活躍は、やっぱりウレシイから。


※「ビルバ王」は、ちょうど100回。
これでオワリです。よい、お年を。■


MFたち

2007-12-28 | ビルバ王07

宮崎が山形へ、古賀が神戸へ。
「完全」での移籍に、改めて実感する。
一つの時代が終わったなあ…と。

新潟の昇格を阻んだロングシュートとか、
神戸戦で黙々とクロスを放り込む姿とか…。
「古賀の左」は、とにかく印象に強く残る。
好調が持続しないのが玉に傷だったけど。

古賀の好調を支えたのが、アレックス、
そして右MFでバランスをとった宮崎だった。
今季、中央で起用されるようになって、
そのバランス感覚がより生きてきただけに…。

恭平もそうだが、そうして「補完」し合い、
とてもさわやかなチームワークだった。
翻って、今季の後半は対照的に…。

来季は北斗と城後に中核を担ってほしい。
「さわやかなチーム」も思い出深いけれど、
心身ともに「若くて強い中盤
」も見てみたい。

それにしても、敵になる光平はコワイ。■


DFたち

2007-12-18 | ビルバ王07

福岡にはサイトやブログを持った選手が、
他のチームに比べて極端に少ない。
それが必要条件とは言わないけれど、
こういうところにもプロ意識が現れる。

ファンとの交流や自己アピールは、
個人事業主であるプロ選手として当然、
大切にしなければならないこと。
所属1年目の柴村が好かれたのは、
その点を心得ていたからだと思う。

元豪州代表の壁が立ちはだかったが、
実力的にも伸びシロを感じさせてくれた。
高いプロ意識は成長の推進力になるし。
戦力外は意外だった。

今季のDF陣は「個」として闘う場面が多かった。
苦戦を強いられたが、その分たくましくもなった。
残念ながら戦力外になった川島にしても、
最終節ではプライドを見せてくれた。

長野、柳楽、宮本、山形弟を中心に、
ルダンに頼らなくてもいい壁を築いてほしい。
柴村と川島のブログ組も活躍を祈る。■


行間

2007-12-10 | ビルバ王07

シンポジウムでの社長やGMの発言は、
行間を読めば至極、まっとうだった。
チーム強化、ユースの充実、地域密着。
というか、その「
3本柱」しかないでしょう。
今さらだし、今までだって、その方向だった。

「3本柱」を再確認できたのは良かったが、
では具体的にどう行動に移していくのか。
そこのところを聞きたかったのだが…。
行間を読めば、だいたい分かったけど。

というか、行間を読まないと伝わらない
不親切さが「今まで」を象徴していた。
掛け声はまっとう。でも、本気なのか。
積もった不信は、そう簡単にぬぐえない。

社長には今後の行動で示してもらうとして、
まずは新態勢になる選手たちを後押ししたい。
中長期的ビジョンを実現するために、
早期のJ1復帰を短期目標に据える…と
行間に滲んでに
いたと思うんだけど。■


GKたち

2007-12-07 | ビルバ王07

今季50試合フル出場を果たしたとはいえ、
初のフル出場によって課題も見えてきた。
GK神山は代表を目指せる器だと思うし、
もちろん本人も今季に満足していないはず。

が、GK陣で最年長、コーチも若いという環境は、
今後の成長を鈍らせてしまう恐れもあった。
水谷が移籍志願したのも、そのためだった。

土肥へのアプローチは、良い選択だと思う。
確かに年俸は高いかもしれないが、
神山と六反への「投資」と思えば悪くない。
昨年まで代表だった選手との競争は刺激的だし、
土居には、コーチには教えられない経験がある。
間近で吸収できる効果はカネに変えられない。

今季のように4人も若いGKを育てたところで、
どんなに成長しても2人はクラブに残れない。
ビッグクラブでもないウチにそんな余裕はない。
J1で闘える若いGKを、確実に2人育てる。

フィールドプレーヤーにも同じアプローチで
強化を図っていくのであれば、悪くない。■


助っ人たち

2007-12-05 | ビルバ王07

ベンチ師匠を超えたフリーマン。
無尽蔵なスタミナには脱帽でした。
「福岡で育った選手」として、
アレックスの活躍を祈ります。

実はリンコンのスタイルの方が
ベンチーニョに近かったんだと思う。
ひと皮むけることを期待していただけに、
湘南でひと皮むけられると、怖いなあ。
「スタイルに合った使い方」をしてもらうといいね。

地方都市のクラブの生命線は「育成」。
外国人だって育ててみせましょう。
川崎が連れてきたとはいえ、アレは福岡育ち。
ハファエルは「これから」の選手だったのに。
大化けして「第2の故郷」に戻ってきてほしい。

全力を尽くしてくれたチェッコリにも、感謝。
ただ、スピード重視の日本サッカーの中で、
30代でサイドバックはしんどかったろう。
が、また懲りずに30代のDFを呼ぶらしい。

アレックスという成功例があるのに。
育成は生命線…分かってますよね?■


9人

2007-12-03 | ビルバ王07

●1-3鳥栖@博多の森

感傷に浸っている間に奪われたPKも
川島らしいといえばそれまでだけど、
右サイドを駆け上がる雄姿には涙が出た。
密集の中で強引に前を向こうとする林も、
プロとしての意地を感じさせてくれた。

第1次J2時代を共に闘った選手だけに、
特別な愛着があるし、寂しさも格別だ。
事情や心中は分かりようがないけれど、
走り回る光平や恭平も見たかったなあ…。
プロ足る判断だったかどうか。とにかく残念。

とはいえ、たとえ逆のスコアで勝っていても、
アウエースタンドのようには喜べなかったと思う。
うちはJ1で戦えるチームを目指してきた「はず」。
J2で7位では、ブーイングするしかない。

その中で無理やり希望を見い出せば、
9人になってからの残留組のプレーだろう。
スペースを埋める山形弟の膨大な運動量。
長野と柳楽の強さ、宮本の責任感、田中の気迫。
J1でも闘える「伸びしろ」を再確認できた。

特別な愛着のある選手が去るのは寂しいが、
J1で闘える選手をそろえる方向性には賛成。
であるなら、J2で7位の監督はサヨウナラ。■