マロニエ通りの風

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手話サークルに参加しました

2012-11-19 | 手話のこと

手話との出会いは古いのですが、
覚えては忘れ、覚えては忘れを繰り返すばかり・・・

手話は知れば知るほど、外国語のように、日本語とは別の「言語」で、
手話を学ぶのは、外国語の習得に似ていると感じます。

日本人の「ろう者」が、日本人の「聞こえる」私に対して使う手話は、
日本語の文法、語順に合わせて、単語を手話に置き換えています。
でも、「ろう者」同士の手話の会話は、それとは大きな違いがあります。
そもそも「てにをは」が無く、語順も違うし、顔の表情そのものが「言語」という感じです。
「楽しい」という手話を覚えて表しても、顔がつまらなそうだったら「楽しい」は伝わらず、
顔全体、体全体で表して初めて「楽しい」、それもどれくらい「楽しい」かまで伝わるのです。
「ろう者」同士の手話は本当にイキイキしていて魅力的ですが、
聞こえる者にはなかなか難しい

多少、手話を勉強し覚えると、日本語を話しながら、
日本語の単語を一つずつ手話に置き換えるという方法で何とか伝えようとするのですが、
だいたいは、私の口を読んでくださって伝わっているのかなという感じです。
それでも何とか伝われば良いわけですが、相手(ろう者)の手話をこちらが読み取るのは
至難の業です。


手の動きも速いので、「もう少しゆっくり」とお願いします。

私の英語が、まったくゼロではなく、知っている単語もあれば、
会話の中で聞き取れたり、聞き取れなかったり…
まぁ聞き取れない方が多いのですが、私の手話も、そんな感じです。
全く知らないわけではないので、日常会話の中で、1対1で話す時は、
相手が私の手話に合わせてくれるし、わからないと聞き返せるので、
多少会話も成り立つようなものですが、
自分に対しての会話ではなく、大勢の中での話となると、
何の話についてなのか…単語一つにつまずくと、もう話全体が見えなくなり…お手上げ!
やっぱり、外国語の習得に似ています。

でも、久々に手話サークルに参加し、カタコトなりにも手話で話したのは楽しかったです
これからも続けていこうと思います