マロニエ通りの風

★旅の人…風の人…引っ越した先々で暮らしを楽しんでいます!
  ・絵・陶芸・絵本・手話・和太鼓・篠笛…

益田にて

2011-02-24 | 今 想っていること・・・

ちょっと暖かくなってきたからか…?出不精の私も外出が増え…
最近行ったところは…

 【Gallery Matisse】(益田市乙吉町)
     ”マチス”という名前ではありますが日本画家であるオーナー所蔵の
     絵画作品を展示するギャラリーが1月にOpen。
     若い時から収集を始められたそうで、日本画だけではなく油絵や
     版画なども多く、展示は随時入れ替えられるとのことで、
     今後の展示も楽しみなギャラリーです。


【Gallery&Cafe 草花舎】(益田市西平原町)
益田・鎌手駅のすぐ近くのギャラリー&カフェ。
今は、寺戸恒晴作品展 開催中です。
鳥になって上空から見下ろしたような構図が多く、
見ている私も空を飛んでいるみたいな気分になります。


…絵を鑑賞した後はランチタイム!
草花舎のオリジナル・カレー
ちょっと辛口

 【唐音水仙公園】(益田市鎌手町)
     日本海を見下ろす岬の崖一面に水仙の花が咲いています。
「唐音の蛇岩」という天然記念物の岩がある所です。
地元の皆さん方が毎年植えて手入れをされているそうで、
例年1月末~3月頭頃まで楽しめるとのこと。
     私が昨年の3月始め頃に行った時にはもう花はほぼ終わっていたため、
     今年は2月の13日に行きました。
それなのに今年は寒かったせいで例年より遅咲き…
つぼみの方が多かったです…。
しかも行った日の2日前に嵐のような強風が吹いたため、
風の通り道になった水仙は皆倒れていました。
それでも、崖の上から見下ろす日本海の波はいつまでも見ても見飽きることなく・・・
行って良かったです。ちなみに…
数日前に行ったという友達の話では今が満開見ごろのようです!


左 緑の斜面 一面に水仙の花が咲くのです


里山の暮らし

2011-02-08 | 今 想っていること・・・

棚田の続く山間の地に
家を増改築した友人宅を訪問しました。
その新しい家に入ると
まず木の香りが気持ち良く、
リビングには薪ストーブ。

薪ストーブって、やっぱりイイなぁ !!!
炎はずっと見飽きることなく…
炎を見るとはなしに見つめたり本を読んだりしながらボ~っと過ごす…
ちょっと 憧れる ひととき・・・

  
薪ストーブ & 五右衛門風呂(棚田の眺めバツグン!)

ボチボチ終の棲家を考える年代になってきた私としては、
「終の棲家」としての家を考える時に、
そもそも老後、何をして暮らしたいと思っているのか、
そのためにはどんな場所が良いのか…
何を優先するのか…
いろいろ考えてしまう。
便利な所が良いと思ったり、
自然豊かな所が良いと思ったり、
とりあえず絵を描き続けたい私はアトリエがほしいところだが
アトリエとまで言わないまでも、
イーゼルを立てて描くスペースと、画材やキャンパスなどを置く場所はほしい。

そんなに遠くはない将来、具体的に決断する日に向かって
想いをめぐらす今日この頃です。


 


ガラス絵

2011-02-07 | アトリエだより

2月5日(土)石正美術館でガラス絵を描きました。

0号~3号くらいの大きさの透明板ガラスの裏から絵を描く「ガラス絵」というものを
初めて体験しました。
透明なガラスに直接油絵の具やアクリル絵の具で描いていくのですが、
描き終わってひっくり返しガラス越しに見る絵が「出来上がり作品」という事になるので、
描く作業としては、通常の逆の作業…つまり逆回しのような作業をすることになります。
・・・わかるでしょうか?・・・
今回はアネモネの花を描いたのですが、
中央の雄しべ雌しべの特に中心の濃い部分や
逆に光が当たっている明るい部分など
普通なら出来上がり作品の最後に一筆のせるであろう部分や色から先に描いて
段々と背景に向かって重ねていくわけです。
初めてなので、その感覚がつかみにくく、
描いてはガラスをひっくり返し「出来上がり具合」を確認しつつ筆をすすめました。

描き初めは、いつもと違う描き方にとまどったり、まどろこしかったりもしましたが、
あまり細かい事に神経質にならないように力を抜いて描き始めたら、
面白い偶然性の出来具合にワクワクしてきて、
なかなか楽しいガラス絵体験でした。
…と言っても、
美術館では時間が足りなくて最後まで描けず家に持ち帰ったので
仕上げなくては!!





ゑれん作品展

2011-02-04 | アトリエだより

ずっとブログの書き込みをお休みしていたので
ちょっと思い出話しのようになりますが・・・

描楽連展―《人物を描く》―が、昨年
2010年10月30日(土)~11月5日(金)まで
浜田市三隅町の石正美術館ギャラリーで開催され、
私も油絵(裸婦)、水彩画、パステル画の人物画を展示してもらいました。

描楽連と書いて”ゑがくれん”、通称”ゑれん”。
毎月1回モデルさんに来てもらって人物を描いているグループです。

このグループの面白いところは、
講師がいなくて、
洋画もあり日本画もあり何でもありのところです。
皆、人物を描こうと月に1度集まって、
各自が自分の描きたい画材で描きたいように描いています。
モデルを前に、木炭デッサンする方もあれば、
油絵や様々な画材で描いている方もあり、
初心者の私は、
メンバーの描いている姿、持っている道具…
何もかもが刺激的です。

そして、この度の「描楽連展」《人物を描く》では、
40点近くの作品=人物画ばかりが
ギャラリーの壁面をずらっと埋め圧巻でした。
しかも、講師のいないグループなので、
画風も画材もバラバラです。
講師のいる教室の作品展では、
講師の指導のもと、ある程度、画風が揃います。
場合によっては絵のサイズから額縁までお揃いだったりします。
「描楽連展」ではもちろん、展示方法にも個性が出て、
額縁を手作りする人…
そもそも作品を額縁の中に閉じ込めない人(つまり額なし)…
クロッキー帳やスケッチブックから切り取ったまま、マグネットを使って展示する人…
自由で、展示方法にも刺激を受けた私でした。

例会ではデッサンや、水彩・パステルで色を付ける程度で、
家に帰ってから油彩や日本画の作品に仕上げる方もいて、
私自身、「作品」として仕上がった絵を初めて見るという方のものもあり、
それを見ることができたのも面白かったです。

期間中は随分多くの方が見に来てくださって感謝しています。
私にとっても、刺激を受けながら、今後の励みになりました。