朝日新聞3月10日
加藤光徳市長の死去に伴う伊勢市長選(4月16日投開票)に、自民党が独自候補の擁立を断念したことがわかった。地元選出の三ツ矢憲生衆院議員が8日夜、朝日新聞の取材に「今回はノータッチです」と述べた。三ツ矢氏は昨年11月の同市長選で、民主推薦の加藤氏に対抗して、奥野英介・旧小俣町長を支援。自民推薦の奥野氏を竹中平蔵総務相が応援するなど激戦を展開したため、自民の対応に関心が集まっていた。
いまのところ同市長選には、民主系県議会会派「新政みえ」の森下隆生県議(55)が無所属で立候補する意向を固めている。
三ツ矢氏は8日夜、東京後援会(会長=永持孝之進・理研ビタミン名誉会長)が都内のホテルで開いた政治資金パーティーであいさつした。古賀誠・元党幹事長や細田博之・党国対委員長、北側一雄国交相ら約600人が出席した。
車いすで現れた田村元・元衆院議長(81)は「いま伊勢市で、三ツ矢君の人気は率直に言ってよろしくない。どのように挽回(ばんかい)するか、私は一生懸命考えている」などと、発言時間の大半を市長選問題に費やした。
加藤光徳市長の死去に伴う伊勢市長選(4月16日投開票)に、自民党が独自候補の擁立を断念したことがわかった。地元選出の三ツ矢憲生衆院議員が8日夜、朝日新聞の取材に「今回はノータッチです」と述べた。三ツ矢氏は昨年11月の同市長選で、民主推薦の加藤氏に対抗して、奥野英介・旧小俣町長を支援。自民推薦の奥野氏を竹中平蔵総務相が応援するなど激戦を展開したため、自民の対応に関心が集まっていた。
いまのところ同市長選には、民主系県議会会派「新政みえ」の森下隆生県議(55)が無所属で立候補する意向を固めている。
三ツ矢氏は8日夜、東京後援会(会長=永持孝之進・理研ビタミン名誉会長)が都内のホテルで開いた政治資金パーティーであいさつした。古賀誠・元党幹事長や細田博之・党国対委員長、北側一雄国交相ら約600人が出席した。
車いすで現れた田村元・元衆院議長(81)は「いま伊勢市で、三ツ矢君の人気は率直に言ってよろしくない。どのように挽回(ばんかい)するか、私は一生懸命考えている」などと、発言時間の大半を市長選問題に費やした。