囲碁日記:明日への一打

囲碁上達を夢見る一アマチュアの日記です。

8月14日(日):阪急納涼囲碁まつりin東京(1日目)

2016年08月19日 00時42分01秒 | 囲碁関連の話題
「阪急納涼囲碁まつりin東京」に、初めて参加。

14日(日)は、プレミアムシートと、下坂美織二段と小林覚九段のプレミアム指導碁にあらかじめ申し込んでいた。
会場に着いたのは午前9時10分過ぎくらいだったと思うが、既に開場を待つ人の列ができていた。

プレミアムシートは、まさにかぶりつきと言える位置。
まず女流トーナメントの第1局、藤沢里菜三段と星合志保初段の対局を観戦。大盤解説の下の方は読み上げと記録の人が被って見えないところもあったが、対局者の表情や仕草は良く見えた。


対局が中盤のたけなわに入った頃、下坂美織二段の三面打ち指導碁の時間になったので指導碁の部屋へ移動。
下坂二段には、2013年の打ち初め式のとき、娘が指導碁を打っていただいた。今回、私は四子でお願いしたが、終盤大失敗して投げようかと思った。しかし、めげずに最後まで打ったら三目残っていた。嬉しかった。

指導碁が終わると丁度お昼時。指導碁に勝たせて貰えたので、フードコートでちょっと贅沢にステーキ丼。ビールも注文して良い気分。


お昼の後、物販コーナーに立ち寄ると、謝女流五冠のサイン会にまだ余裕があるというので申し込み、続いて小林覚九段の三面打ちのプレミアム指導碁へ。
指導碁の部屋に入ると既に小林覚九段と指導を受ける他のお二人は席に着いておられた。私が席に着くと、小林覚九段は、指導碁の前に、「お荷物になりますがお土産に」と言って、三人にサイン入りの新刊本をプレゼントしてくれた。
 

指導碁は四子でお願いし、何とか勝たせていただいた。「差は大きく開いているわけではないけれど、追いつけないので投了します」とのことだった。先日五子で負かされた石田芳夫先生は、指導とはいえ、できれば負けたくないタイプ、小林覚先生は、どちらかというと黒を勝たせ、褒めて伸ばすタイプ、とお見受けした。他の二局も黒が勝っていた。小林覚九段から褒めのお言葉をいただいたが、割り引いて受け止めるべきだろう。また、「ちょっとヌルイところがある」と指摘された。そして「どのプロと打つときも、三子で打って良いです。それ以上石を置くと、(黒の私の)着手がヌルくなります。」と言われた。
小林覚九段から「三子でも良かった、どうして四子?」と聞かれ、石田芳夫先生に五子で負けたと答えると、「石田先生は置き碁がとても上手いんですよ、石田先生に負かされても気にしなくても良いです」と言われ、「ボクは星目で負かされたことがある」と笑っていた。

最初に終わった人が、「やはり詰碁を勉強すべきですか」と質問したとき、小林覚先生は次のように答えられた。ちなみに、小林覚先生は棋士の中でも一番といえるくらい詰碁を勉強されたそうだ。同じ問題を千回くらい繰り返したとのこと。

・詰碁はやっかいです。やるなら正確に覚えないといけません。
・簡単な問題を繰り返すのが良いです。考えても3分まで。そうしたら答えを見て下さい。難しい問題に取り組んでも良いですが、15分も考えたら囲碁は弱くなります。

小林覚先生の指導碁に続いて、謝女流五冠のサイン会へ。
その場で謝女流五冠の本にサインと名前を書き入れてくれた。そして写真も撮ってもらい、握手もしていただいた。柔らかく温かい手だった。それにしても謝女流五冠、綺麗になったように思う。




サイン会の後は、囲碁ガールズトークと、女流トーナメント決勝戦を観戦。
囲碁ガールズの面々。戸島花囲碁大使も交えて楽しいトークが繰り広げられた。


女流トーナメント決勝戦は謝女流五冠と藤沢里奈三段。熱戦だったが、謝女流五冠が優勝。
扇子を齧るそぶりの謝女流五冠。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8月13日(土):小松英樹九段... | トップ | 8月15日(月):阪急納涼囲碁... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

囲碁関連の話題」カテゴリの最新記事