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伊勢根付職人 梶浦明日香の『手のひらの幸せ』

Facebook平日毎日投稿を一年続けてみた

去年の7月1日から、
Facebookで平日毎日投稿を続けてきて一年がたった。
ひゃー。あっという間だったな。
よく頑張った、私。

やってみて、どうやら毎日投稿するというのは、Facebookには向かないということを発見した。
いいね!が分散しちゃうから、アルゴリズムが低くなるんだね。
せっかく書くのなら、やっぱりたくさんの人に見てもらいたいから、これは何か変更が必要だぞ!とも思ってる。


一方で、毎日投稿するというのは、
結構いいものだなというのも発見。
これは、なかなかいい習慣なのかもしれない。
理由は主に3つ。

1.何かを続けるというのは自分の自信になる
やっぱり、続けるって大変だからさ、なかなか強い決意が必要。
いろんな日があるから書くたくない日も書いてる場合かって日もあるし、
楽しくて書くよりその目の前の楽しさで終わりたいって日もあるし。
でも書き続けて一年たつと、それでも書いてきた自分を少し誇りに思える。
これってすごく大切なことなんじゃない?
なかなか、大人になって自分を誇りに思えることってないからさ。
私ってめちゃくちゃご縁に恵まれてるな運がいいなと思う機会はたくさんあるけれど、
自分の意思で行動して続けてこられたという事実は
やっぱり自分に誇っていいものだと思うのだ。
さらに、書くことで自分の頭の中が整理されて、不安とかモヤモヤしたものが明確化し、次どうするべきか、今何に迷っててどうするのか、行動にうつしやすくなる。


2.投稿できる暮らしをする
これは、投稿している人ならわかると思うんだけど、
日々投稿することなんて人間それほどない。
いや、他の人はわからないけど、
特に家の中で根付を彫っているだけの
ひきこもりみたいな生活の私には
なかなか投稿する内容がない。
毎日作品が出来るわけでもないし。
その上で毎日投稿しようと思うと、
日々投稿する内容を頭の中でもいいから
探しながら暮らすことになる。
すると、特に書くために行動を変えているつもりはなくても、
日々の行動が投稿しやすい内容になる。
頭の中にふと浮かんだ、はて?
ってことも、書くためにもう一歩踏み込んで考えたりする。
何も考えず、ぐうたらすることが減るので、
私みたいな人にはあっているのかも。


3.日々誰かと繋がっている
正直、これが一番大きなことなんだけど、
発信することで見てくれる人がいて、
反応してもらえることの喜びというのは
私にとってとても大きなこと。
片隅の、誰も知らない、注目しない、なくなっても仕方がない仕事をしていると
このままでいいのかなと不安になるし、
やっていることの意義が揺らいだりする。
この仕事はかけがえのない、日本人が大切にしてきた知恵が詰まっているから守らなきゃという信念が揺らいだりする。
でも、こうして毎日発信して、反応があると、
大丈夫。これは大事なことなんだ。
と、揺れずにすむ。
そして、時代の流れを敏感に感じて、
ちゃんと危機感を持って、時代に合わせて変わる努力も必要なんだと動き出す。



私、Facebookがなかったら、
伝統工芸続けていられたんだろうか。
と、時々思う。
Facebookがあったから、たくさんの人に届いて
注文をもらえたし、ただがむしゃらに続ければ良かった。
心も折れずにすんだ。
よくここまで注文が途切れず続けてこられたなぁ。
と感慨深くもある。
これはひとえに、Facebookで繋がってくれる人のおかげ。


だから、Facebookをやめるつもりはない。
けど、毎日Facebookで投稿するというのは、どうやら賢くない。
でも、毎日投稿するというのは結構私にとっていいことのような気がする。

少し、やり方を変える時なのかも。










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