熊本から気ままに山と自転車のブログ

赤星やんぼし塚古墳

菊池市赤星やんぼし塚古墳
2019/12/23(月) 晴

最高気温予想は14°。小春日和の日差しを受けてポタリングに出る。
午前10時半出発。目的地は、まずは菊池市赤星ヤンボシ塚古墳とする。

国道387を花房台から菊池川に向かって下り堤防道路を右折する。
最初の橋を菊池川左岸側に渡り、赤星集落を目指す。
県道139から国道325経由し、少し遠回りしたが無事に到着する。
古墳(写真1参照)は、集落の西方、墓地の中にあった。


三種類の石棺石室(写真2参照)がある。
全てこの場所から発掘されたのであれば、かなり古くから利用されている墓地と思うが、石棺石室の並びが順序立って整然と並んでいるので、移設されたものと推察する。
手前から石棺蓋、箱式石棺、家形石棺、遠方が横穴式石室古墳。


箱式石棺と蓋(写真3参照)。赤色顔料が残っている。


家形石棺蓋(写真4参照)。凝灰岩製のようだ。
説明板(写真12参照)では、羨門、玄門とも家形石棺蓋で閉塞されていたようであるので、その閉塞石か?


横穴式石室古墳を羨道方向から観る(写真5参照)。


黄泉の国の坂(石段)を下り、伊弉諾の気持ちになって羨門部から観る(写真6参照)。


前室から玄室を観る(写真7参照)。


玄室内部屍床を観る(写真8参照)。屍床区切り石には赤色顔料が残っている。


玄室を天井石の隙間から観る(写真9参照)。


同じく屍床を観る(写真10参照)。


同じく前室を観る(写真11参照)。


説明板(写真12参照)は、この古墳が昭和41年に発見されたとある。
赤星やんぼし塚古墳の場所:(マップファン地図)


赤星やんぼし塚古墳を後にして、上木庭地区に移動する。

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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