熊本から気ままに山と自転車のブログ

三由橋・山崎橋

三由橋
2020/10/30(金) 晴

最高気温23°今日も晴天に誘われ、午前11時からポタリングに出る。
目的地は、浜戸川上流部の石橋とする。

国道266を南進し城南町から県道32に左折し、浜戸川河岸段丘を東南方向へ走る。
最初の探訪地は、下鶴橋。
先日も今日も、既存のコンクリート橋前後を探したが発見できず、農作業中の人にお尋ねしたら数年前の洪水で崩落したとのこと。
宇城市のH.P.にも、その他の観光案内サイトにも現存しているような表記になっているが、残念ながら下鶴橋は現存していないことを確認する。

県道32を南進すると激坂になり国道218を超えるが、激坂の手前から左側に逸れて川沿いを進むと山崎橋の先で国道218を潜り、再度県道32に合流する。やがて左手の小熊野川に架る三由橋(写真1参照)が現れる。


三由橋を渡り右岸側から見る(写真2参照)


右岸下流側からアーチ(写真3参照)を見る。190年前の石組が見える。


説明板(写真4参照)は、合併前の豊野村のもの。
「三由(みつよせ)橋
この眼鏡橋は種山(東陽村)産 名石工岩永三五郎の築造と伝えられ文政十三年(1830年)に架けられた。三五郎当時二十八才青年時代の作で九州の石橋文化を作り出す出世作の一つですばらしい哲学と芸術的価値を備えた貴重な文化財である。
彼の偉業を永く称え我々の村づくりに哲学的発想を促すため大切に愛護しましょう。」とある。



山崎橋
2020/10/28(水) 曇/晴

最高気温24°今日は昼から晴予報だが、午前は曇り空。絶好の自転車日和だが、午前、午後とも所用があり、ロングライドは無理なので先ずは下田のイチョウを、体調が良ければ宇城市豊野町の石橋を目的地に午前10時半からポタリングに出る。

浜戸川上流部の石橋群の一つ宇城市指定重要文化財の山崎橋(写真1参照)を訪ねる。石橋は現行道路のコンクリート橋の上流方向にある。


橋を渡り反対右岸側からの景観(写真2参照)


橋の欄干に金属製のプレート(写真3参照)が埋め込まれている。「安政二年種山組架 慶応二年三月手摺工・・・」の文字が見える。


説明板(写真4参照)は、橋の概要と傍らの石柱に「車一切通る扁から須」の文字が刻まれているとある。
宇城市H.P.には、「橋の左岸に立つ石柱は懸長福嶋太郎右ヱ門、石工は山崎在住茂左ヱ門、彦左ヱ門・・・」とある。


現在時刻12時30分、帰途に就く。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)28km→山崎橋28km→熊本(自宅)
所要時間5時間(実4.5時間) 総計56km 走行累計36,029km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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