熊本から気ままに山と自転車のブログ

円通寺口の岩地蔵

円通寺口の岩地蔵
2020/10/26(月) 晴

天候晴、最高気温22°快晴の天候に誘われて、午前11時からポタリングに出る。
目的地は、山鹿市円通寺口の岩地蔵(山鹿市指定文化財)へのリベンジとする。

熊鹿ロード終点から国道443を横断し岩野川堤防道路(写真1参照)を走る。


岩野川を渡り城の台地上に向かう坂道の左側に、円通寺口の岩地蔵の案内標柱(写真2参照)が見える。


説明文(写真3参照)では、「・・・肥後国衆一揆の戦死者の供養のため刻まれたものともいわれています」とある。


標柱の左上に横穴(写真4参照)が見える。底部は土砂に埋もれているが、入り口中央に石塔の頭部のようなものが見えた。


今日も標柱の右側の路を登り、左側の山に入る。一向に地蔵は見えず藪の中をウロウロしていると、5~10mほどの所でガサゴソと音がする。「こんにちは!」と声をかけたが返事がない。耳が遠いのかともう一度声をかけると、猪が逃げて行った。
猪に突っかかられても難だから諦めようかと切通の路を下ると、左側の落ち葉の路が入口の路、右側の幅の狭い一段高い路が岩地蔵の路になっている風景(写真5参照)を見る。


幅の狭い路を登ると祠(写真6参照)がある。これは岩地蔵の一部らしい。
と、写真中央に黄色いロープが目に留まる。だれかが付けた目印らしい。


上記祠(写真7参照)に近づいて見る。


ロープを頼りに登ると、また、祠(写真8参照)がある。


その左隣にも祠(写真9参照)がある。顔を描いたものだろうか、丸い円があり、その下に文字や線刻の仏?が刻んである。


更に左隣(写真10参照)は、人型が彫ってある。


更に左隣(写真11参照)は、祠ともう一つは未完成なのか?


その左人型は、笏(しゃく)と錫杖を持っているように見えるが・・・(写真12参照)


更に左側は、祠(写真13参照)になっている。


その左側の幅広の祠(写真14参照)は、六地蔵が鎮座していたのか?
人型は削られたか?立像が鎮座していたのか?疑問が残る摩崖仏である。


現在時刻14時30分、帰途に就く。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)36km→円通寺口の岩地蔵36km→熊本(自宅)
所要時間6時間(実5時間) 総計72km 走行累計35,973km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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