熊本から気ままに山と自転車のブログ

岩野水天宮・高井川眼鏡橋

山鹿市岩野の水天宮・高井川眼鏡橋までポタリング
2019/5/23(木) 晴

今日の天候は、晴予報、降水確率0%。暑さが思われるが、午前10時半からポタリングに出る。
方向は北、山鹿市鹿北町岩野地区。
「山鹿市史跡文化財一覧」で国所有の石橋が3か所、google地図で見た「水天宮」を目的に出発する。
途中昼食を取り、鹿北町文化センターに14時到着する。
職員さんに場所を教えていただき、まずは「水天宮」に向かう。
水天宮前に観光用か、吊り橋(写真1参照)が架かっている。


水天宮手前の谷川を渡る左手に説明板(写真2参照)がある。
石橋という表記は無かったが、石橋の説明のようだ。
明治初年頃建造とある。私が見た「文化財一覧」の三つの石橋は、この説明板の石橋だった。


橋を渡った所に石の標柱(写真3参照)がある。
「旧山鹿街道」とある。川沿いに崖上に僅かな幅の平地が通っているが、これが江戸時代の主要交通路か?何とも心細くなるような道である。


崖を少し下って下から山鹿市指定文化財「水天宮下一号橋」を見上げる(写真4参照)。
確かに石造りの橋である。


水天宮下の土俵がある小広場からみる橋(写真5参照)。


社は、この石段の上(写真6参照)のようだ。
途中、木製の椅子が手すりに括り付けられている。
息が切れた人が小休止できるような配慮か。


石段を登りきると正面に社(写真7参照)がある。
由緒書は見当たらないが、ウィキペディアでは水天宮は天御中主神を祭神とする、
天御中主神を妙見菩薩、また伊勢神道では豊受大神と同一視し始源神とするとある。
水天宮の総本宮は久留米市。眼下の「山鹿街道」の往来に由来するものか?


参道左側にこの大石(写真8参照)を見る。
右側に池があるので、そこにあった石を掘り起こし一か所に集めたものなのか?
そうだとすると、古墳の石か?社右手の祠も関係しているのか?
単に社建立にあたっての整地作業で出た石の集積というより、先の推測の方が面白いと思う。


水天宮を後にして、国道3を北に少し辿り山鹿市指定文化財「高井川橋」(写真9参照)を見る。


橋を渡る手前の左側に説明板(写真10参照)がある。
明治14年建造とある。菊池の永山橋が明治11年完成とあるので、同じ頃の建造である。


もう一つ、ここから10km程川沿いを遡った所の石橋を教えていただいたが、ここで15時。
帰路の所要時間を約3時間とすればタイムリミットなので帰路に就く。
真夏日ではないが暑さに体力を消耗し、途中スーパーにより氷菓を食する。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)39km→天城橋入口38km→熊本(自宅)所要時間8時間(実6時間) 総計77km 走行累計28,593km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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