阿蘇さらく

何時もご訪問いただいて ありがとうございます  老後の生きがいに 阿蘇の山野をさらいています

転けなくても

2013年08月29日 | 野・山・花

【年月日】    平成25年8月28日(水)(うえきスイカ、メロン)

【天    候】    晴れ

 

クズの弦に引っかかって転んだところに花があり見られた人。

転ぶ幸運な出来事もなく見れなかった人。

うえきスイカは、転けなくても見られました。

 

今年の  ダイサギソウ(大鷺草)  は、不作か裏年なんでしょうか?それとも人間どもが早すぎるのでしょうか?

誰か転んだような大きな窪地の横で、よれよれの花を一輪見つけました。

 

この花は去年、花茎を虫に食われて咲かなかった花だと思います。

直ぐ横の花は、去年も花をつけていなかったですが、今年も花はついていませんでした。

 

広い草原の中で見つけた一輪をご覧ください。

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福岡の方がたくさん来られる所や、去年たくさん咲いていた所も見ましたが一輪も咲いていませんでした。

異常気象が原因かもしれません。

 

ヒメシオン(姫紫苑)  です。

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最後の、最後の花  ノヒメユリ(野姫百合)  です。

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ツリフネソウ(釣船草)  も咲き出しました。

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ハガクレツリフネ(葉隠釣船)  も、ボッチボッチと咲き出して秋らしくなってきました。

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夏ばてでしょうか、座り込んで咲いていました  タチフウロ(立風露)  です。

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こんな所に、臭い珍花を探しに行きましたが、残念ながらから振りでした。

大津町や旧鹿北町に咲くらしいのですが、何処だろうか?

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今回は、メロンのダイサギソウを見たいとの所望により出かけましたが、あまり成果はありませんでした。

9月中旬頃またダイサギソウを見に行きたいと思っています。




今度は勘違いなし

2013年08月27日 | 野・山・花

【年月日】    平成25年8月27日(火)(うえきスイカ単独)

【天    候】    晴れ

 

勘違いで残念!(8月24日報告)の再挑戦です。

今日は、朝から晴れています。

 

森の中も前回より明るいようです。

今度は絶対見つけるぞ~!!!と出発です。

 

シロシャクジョウ(白錫杖)やヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)がたくさん咲いている森へ来ました。

しゃがみ込んで目を皿のようにして探しますが見当たりません。

 

30分くらい探していると、あった!ついに見つけました。

ホンゴウソウ(本郷草)  がありました。

少し時期が遅かったようです。

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雄花はなく、雌花が種子を熟成中のようです。

花もやはり雄花から散っていくようです。

 

花が見つかってホッ!として緊張が緩みました。

そこで小用をたしていると、光が差してきて何かキラ!と見えました。

 

二本目発見です。

この花はきれいです。

上の方に花が雄花で、下の方の花が雌花です。

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初めに見つけた花は、45mmほどでした。

目盛りがない所が10mmありますから、26mmほどです。

落ち葉に隠れていますから、見えるのは10~15mmくらいです。

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秘密兵器のリングライトに座布団を敷いて撮影しています。

花が何処にあるかわかりますか?

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この森に来る前に、一花見つけたようなんですが、二~三歩動いて次に花に目をやるとわからなくなりました。

幾ら探しても見つかりませんでした。

 

探索の順序は

一番見つけやすい  シロシャクジョウ(白錫杖)

次に  ヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)

そして目を皿にして  ホンゴウソウ(本郷草)  の順で見つけるとわかりやすいと思います。

 

以上で、とても見つけにくい金平糖花の報告を終わります。




勘違いで残念!

2013年08月24日 | 野・山・花

【年月日】    平成25年8月23日(金)(うえきスイカ単独)

【天    候】    曇りのち豪雨(下山中)

 

元延岡市民として、延岡学園の初優勝はできませんで残念でした。

旭化成一辺倒の小さな田舎町?から、優勝戦を戦ったのですからたいしたもんです。

 

ヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)の咲く森には、珍花が咲くという情報を得ました。

特に珍花でもないようですが、探し出すのが大変な珍花のようです。

 

花の背が10~20cmだと思って山に入りました。

ヒナノシャクジョウは、たくさん咲いていましたが珍花は見当たりません。

 

家に帰りもう一度他のブログを見ると、cmとmmの勘違いでした。

探し出すのにとても根気がいるようです。

 

今回は曇り空で、森の中は夕暮れ時のようでした。

次回は、晴れた日で森が明るいときに”蚊”と戦いながら探してみたいと思っています。

 

ヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)

たくさん咲いていましたが、花が開いたのは見つけられませんでした。

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シロシャクジョウ(白錫杖)

この花もたくさん咲いて、きれいな花も見られました。

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黄色の口紅を塗ったおちょぼ口が可愛いです。

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薄暗い森の中ですから、秘密兵器のリングライトを使いました。

下山途中から凄い豪雨になりました、こんな中雨具もつけず、傘も差さずに登山している方に会いました。

低山だからいいようなもんですが、高山では低温症に気をつけてもらいたいもんです。

以上で残念話を終わります。




箭筈嶽をさらく

2013年08月22日 | 野・山・花

【年   月    日】    平成25年8月21日(水)(うえきスイカ単独)

【天          候】    曇り時々晴れ時々小雨

【歩          数】    15,200歩

行程

矢谷登山口→穴川分岐→班蛇口分岐→山頂→往復

標高差;約600m     山行時間;7:00(休憩、昼食、撮影時間含む)  バテバテのきつい山歩きでした。

 

花見ばかりで、この頃は山に登っていません。

汗もあまりかいていませんから、体が鈍ってきました。

 

炎天下歩くのも大変です。

登山口から、山頂まで樹林で覆われている山はないかと思案しました。

 

ありました、八方ヶ岳(1,052m)  が標高差も手頃でよかろうと思い選びました。

八方ヶ岳の昔の呼び名が箭筈嶽(やはずだけ)と言うのだそうです。(熊本の地名辞典より)

 

 

道路脇の空き地に駐車して、いざ出発!です。

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小さな滝の渓谷を見ながら歩きます。

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水筒を三本持っていきましたが、全て飲んでしまいました。

帰りには、冷たいこの湧水でのどを潤して下山しました。

嬉しい湧水です。

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穴川分岐まで登ってきました。

これからは、尾根歩きです。

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誰がどうして登ったんでしょうか?

奇岩の上に小石が積んでありました。

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班蛇口分岐まで登ってきました。

山頂はもうすぐです、少し元気が出てきました。

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あぁ!きつかった!山頂に着きました。

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山頂から、雲仙岳や肥後三山を見ます。

麓の菊池市は、38・8度で3日連続で暑さ全国一だっようです。

1,052mの低山ですから涼しさは何も感じません。

やはりここも暑かったです。

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それでは、山歩きの途中に見た花々を紹介いたしましょう。

 

フジカンゾウ(藤甘草)

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ナツエビネ(夏海老根)

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サイゴクイワギボウシ(西国岩擬宝珠)

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シュスラン(嬬子蘭)

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ミヤマウズラ(深山鶉)

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シコクママコナ(四国飯子菜)

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ウスバキトンボ?

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まずい!もう一杯!と、帰り着くなりビールを二本も飲みました。

とても美味しかったです。




嬉しい連続安打・・・Ⅲ

2013年08月19日 | 野・山・花

昨日の続編です。

嬉しい連続安打は途絶えましたが、残りの花たちを紹介いたします。

 

湿地の中に入るなは気が引けます。

湿地の縁に咲いていた花です。

ミズトンボ(水蜻蛉)

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サワギキョウ(桔梗)

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アカバナ(赤花)

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ヒメシロネ(姫白根)

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これからは、丘の上に咲いていた花です。

タムラソウ(田村草)

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ツルマメ(蔓豆)

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初見の花で、花の名前を見つけ出すのに苦労しました。

ハシカグサ(麻疹草)

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暑い暑いと行っていますが、阿蘇では雲海が見られるような季節になりました。(17日撮影)

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今回の花散策は、とても嬉しい花見となりました。

あまりの嬉しさにもう一カ所まわる所をすっぽかしてしました。

メロンが見たいというので、明けて17日(土)午前中にも同じコースを歩きました。