汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

悩ましきは「初釜」

2010-01-08 | お茶
私は悩んでいる。今週末は初釜なのだ。しかも、初めて人様の前でお手前を披露しないとならないのだ。何を着ていったら良いのだ?

「初釜」は、お茶席のなかでも格の高い席といわれている。格の高い席は、通常色無地といったお茶道具の邪魔にならないすっきりとした着物が望ましいともいわれるが、初釜だけは別格で、お正月にふさわしく華やかにしても良いといわれている。

今回、私の参加するものは、社中の内輪のみの席なので、それほど厳格なことはいわれない。そして先生は、「華やかにしてきてね~」とおっしゃる。
・・・ううむ。格はある程度示しながらも、華やかに・・・とは、幅が広すぎて決められない・・・。

それに、女性としては、社中全員が集まるのであれば、やはり自分らしさを発揮して「素敵ね」と思われたいではないか!お茶席というのは、その席の格と周りの人の雰囲気とのバランスをどうとるか、そのセンスが問われるのだ。

参考にしようと昨年の写真を見たのだけれど、小紋あり、色無地あり、訪問着や付け下げありで、ますます悩ましくなってしまった。

今のところ、以下の二つのどちらかにしようと思っているのだけれど、さてどちらがよいでしょうか?

■案1:卵色 同色刺繍の付け下げ&蜀江文様帯

この付け下げは、昨春の大寄せのお茶会で席を担当したときにも着用。お気に入りだが、刺繍が同色なので、初釜としてはすっきりしすぎ?


■案2:芥子色訪問着&金糸の入った帯

結婚したときに誂えてもらった訪問着。華やかさならこちら。ただ、ちょっと太って見えるのと、あわせる帯が硬くて締めにくいのが気になる。それにお茶席で、金糸の入った帯はNGとも聞いたことがある。

どっちも黄色系だわ。スキだし、似合うといわれるので、つい。

もうひとつ、悩ましいこと。
いまだに、一つの間違いなく通しでお手前ができな~い(涙)。
台子(だいす)というお手前で、お稽古でも実際に通しでみていただいたのは1度しかない。ほとんど同じ、「長板」というのは数回やってはいるが・・・。
あとは自主練。しかし、この「台子」というのは、道具が通常より多く、体の向きを頻繁に動かさなくてはならないものだから、今、この向きでは、いったいどの道具を使うのか、混乱してしまう。

あ、そうか。
台子点前で膝から下の動きが結構あるから、刺繍の付け下げはやめておこうかな・・・。(擦れてしまいそうだしね)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (黒猫)
2010-01-09 11:53:05
悩ましいですね~。
どちらも華やかで素敵ですが、個人的には案1が好きかな~。帯が印象的です。
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結局・・・ (はつき)
2010-01-09 23:30:37
>黒猫さん

帯をほめていただきありがとうございます。
そうなんですよ!お気に入りなんです、この帯(^^)。柄はゴージャスながら、やわらかくて締めやすいし。
ちなみに着物は「スタイルズショップ」、帯は「青木」と、よくあるパターンです。

あ、結局、訪問着パターンを着用しました。
ご報告はまた改めて・・・。
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