10日は、お茶のお稽古の後、文京シビックホールで行われた「バレエの神髄」公演に出かけた。直前まで雨を心配していたのだけれど、幸いよいお天気に恵まれましたー!
この日、着用したのはアンティークの小紋。私の着物生活初年に購入したもの。昨年は一度も着ることはなかったのだけれど、今年はひさしぶりに日の目を見させてあげたくて。それにクラシックバレエにアンティークって、なんとなく合うような気がしませんか?
<アンティークの小紋と紗献上帯。着物の細い縞は柳の枝を描いている。水紋があしらわれていてすっきりとした柄が気に入ったもの>
ただ、実は私自身は「アンティーク着物」は苦手。池田重子さんのコレクションなどは本当に素敵と思えるのだけれど、いざ自分が着てみる段になると古びた女に見える気がしてしかたないのだ。
アンティーク着物を着こなされている人たちを見ると、その人自身にどこか華やかさを持たれている気がする。女性っぽいというか…。その花が、古ぼけた印象に陥るのを防いでいるのではないか。
一方、私自身はほうっておくと地味へ地味へと向かう趣味の人間だし、普段は自らの女性を意識することがない、むしろ着物自体に自分の女性性を引き出すのに着物の力を借りなければならないぐらいなのだだ。女っぽさを引き出すには、きっと絹の張りや艶やかさが大きな要因となっているのだと思う。とすると、下手にアンティークを着ると生地の古さが私の「花(そんなものがあるとすればだが)」を引き出せず、かえってくすんでしまうような気がするのだ。
だからアンティーク着物を私が着るときは、それ以外のものはすべて新しいものを合わせるようにしている。今回も、帯や小物は新品で購入したもの。
でもね、全身アンティークというのに憧れもある。地味な人間がアンティークで揃えた時にくすまないコツって、どなたか教えていただけないですか?
ちなみにリサイクルとアンティーク、どこが境界か問われるとはっきりとは答えられないのだけれど、私は年代でいえばアンティークは戦前のものという目安を設けている。わからないときは、なんとなくの雰囲気で判断する。この着物も「なんとなく」組で、生地や糸の経たり具合と袖の長さが古びた感じを醸し出しているので、私は”アンティーク”と自称している次第。
この日、着用したのはアンティークの小紋。私の着物生活初年に購入したもの。昨年は一度も着ることはなかったのだけれど、今年はひさしぶりに日の目を見させてあげたくて。それにクラシックバレエにアンティークって、なんとなく合うような気がしませんか?
<アンティークの小紋と紗献上帯。着物の細い縞は柳の枝を描いている。水紋があしらわれていてすっきりとした柄が気に入ったもの>
ただ、実は私自身は「アンティーク着物」は苦手。池田重子さんのコレクションなどは本当に素敵と思えるのだけれど、いざ自分が着てみる段になると古びた女に見える気がしてしかたないのだ。
アンティーク着物を着こなされている人たちを見ると、その人自身にどこか華やかさを持たれている気がする。女性っぽいというか…。その花が、古ぼけた印象に陥るのを防いでいるのではないか。
一方、私自身はほうっておくと地味へ地味へと向かう趣味の人間だし、普段は自らの女性を意識することがない、むしろ着物自体に自分の女性性を引き出すのに着物の力を借りなければならないぐらいなのだだ。女っぽさを引き出すには、きっと絹の張りや艶やかさが大きな要因となっているのだと思う。とすると、下手にアンティークを着ると生地の古さが私の「花(そんなものがあるとすればだが)」を引き出せず、かえってくすんでしまうような気がするのだ。
だからアンティーク着物を私が着るときは、それ以外のものはすべて新しいものを合わせるようにしている。今回も、帯や小物は新品で購入したもの。
でもね、全身アンティークというのに憧れもある。地味な人間がアンティークで揃えた時にくすまないコツって、どなたか教えていただけないですか?
ちなみにリサイクルとアンティーク、どこが境界か問われるとはっきりとは答えられないのだけれど、私は年代でいえばアンティークは戦前のものという目安を設けている。わからないときは、なんとなくの雰囲気で判断する。この着物も「なんとなく」組で、生地や糸の経たり具合と袖の長さが古びた感じを醸し出しているので、私は”アンティーク”と自称している次第。
私は、アンティークな着物は好きな方です。
芝居でも身に付けた事があって しっくり来たし、色使いとかが好きです。
はつきchanは敬遠している様だけど、自分の思いの外、似合うと思うよ。
気になるんやったら、着物の色目を工夫してみたらどぅやろ???
是非、これからもトライしてみてぇ o(^-^)o
>その人自身にどこか華やかさ
ナルホド~。確かにそうかもしれませんね。
はつきさんとは着物でしかお会いした事がないので、私の中ではかなり「花」がある方に分類されてますけど。
なんかこう、内側からやわらかく弾んでいるような雰囲気もありますし。
>全身アンティークというのに憧れもある
すんごくよく分かります~!!
私も眺める分にはアンティーク好きなんですが、自分で着てみるとがっかりすることが多いんですよ。ジーンズ好きだけど、お尻の垂れてきた今の自分のジーンズ姿は許せないという感覚に近いかも(ジーンズ履いているけど)。好きだからこそ自分なりのあるべき姿があって、それとは違う自分はいやになってしまうんだわ。
でも、帯はアンティークにしたり、小物に使ったり…限定的には使っていきたいと思ってます
「花」に分類していただきありがとうございます(^^;)。
私には花があるかどうかはともかく、アンティーク着物を着て素敵な人は、独特の迫力を感じません?それは、アンティークを着こなすのに細部までこだわるおしゃれ心とか気合とかかもしれないです。休日はスウェット、ぼさぼさ頭の私のような人間には持てない…。
私もアンティークはきっと似合わないと思い、手を出したことがありません。でも帯なんかは、精巧な刺繍などに思わず見とれてしまうことがあります。
さすが、上手にアンティークをとりいれていらっしゃるのですね。確かに帯なら顔映りを気にしなくて良いですね。新品ならいくらするんだー?というような手の込んだものでも比較的お手軽ですし。