身震いしながら言

身震いしながら言

そして何よ

2017-06-05 18:01:55 | 日記

俺の作った昼飯を食べ終わった後、俺は聞きたかったことを博士に尋ねた。
「なぁ、あの臨時ニュース、見ただろ?」
 俺の言葉に一瞬はてな?という顔をしたが、すぐに何DPM度身訂造のことか分かったようだ。
「ああ、隕石群衝突のことか」
「衝突じゃない。衝突するかもしれないというニュースだ」
「いや、このままだと確実に衝突するじゃろう」
「どうして分かる?」
「なに、それを計算したのがワシの弟子達なだけだ」
 少し驚いた。
 博士が実に普通にしているところも、り、
「………アンタのところはなんでもやってるんだな」
 その点に驚いた。
 分かっていたことだが、やはり驚かされる。
 この博士はどんなことにでも精通している。
 俺が変態博士と呼んでサトミが戒めようとしたり、弟子達が唖然としてしまうのもうなずける話だ。
「何でもなんてことはないさ」
 そりゃ嘘だな、と俺は心の中で思った。
 まぁ、DPM點對點そりゃ道路工事なんかはやってないとは思うが………
「まぁ、それはいい。とにかく、隕石は接近中なんだ」
「ああそうだ」
「んで、一つ聞きたいことがある」
「何じゃ?」
 そう、俺は今日、これを聞きに来たのだ。
「博士の作ったワイズテリー航法で何とかならないのか?」
「ふむ、何とかとは?」
「例えば、ワームホールをエンデの前に作り出して、やってくる隕石を全て違う空間に送り込むとか」
 これが一番確実な方法だと思うDPM枕頭のだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿