花いろいろ

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臭木(くさぎ)

2006年09月09日 | 夏から咲く花
・学名:Clerodendron trichotomum
・クマツヅラ科クサギ属。
・落葉低木。樹高:1~3m。
・花期:8~9月。



名前の由来は葉や枝を傷つけると悪臭を放つことから・・・花は良い香りらしいのだけど・・・どーしてこっちに注目してくれなかったのかなぁ。

ほ~ら、実だってこんなに綺麗なのに。



そう言えばいつだったか「トリビアの泉」で、「アホウドリはアホではないからオキノタユウ(沖の太夫:沖に住む大きく美しい海鳥)と呼ぶようにしよう」というトリビアがあったのを思い出した。鳥だろうがなんだろうが、こんな蔑称をつけるなんて失礼千万、教育上もよろしくないのではなかろうかぃ。 この名前の背景にはこんな悲しい出来事があったようで、呼びかけている教授は著書の中で、虐殺を正当化させる意味もあったのではないだろうかと述べている。
標準和名変更の前例が無いことや、世間一般の呼び名が「オキノタユウ」に変わらない限り変更の可能性は無いそうだけど・・・・・標準和名を変えてしまえば、図鑑や辞典等に掲載され、今すぐにではなくても徐々に浸透していくのではないだろうか?なんだか順序が逆のような気がしなくもない・・・・・。
いいじゃん、変えたって。

どうにも心の荒廃が目立つ昨今、こういう小さなところからでも”思いやる気持ち”を忘れないようにしたいものだと思う。

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2 コメント

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私も・・・ (chiemi)
2006-09-10 02:45:03
ヘクソカズラにしても、

あんまり「哀し過ぎる」名称は、

さっさと変えても良いと思います。

新しいものへ直ぐ飛びつくのに、

変更に関しては、重い腰になってしまうのは何故なんでしょうね。
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chiemiさんへ (ash)
2006-09-10 18:37:30
どうしてなんでしょうね?

変更の判断基準が難しいのか、それとも、いちいち取り合ってたらキリがないのか・・・。

あまりにもあからさまな蔑称に対しては、斟酌を加えてもいいと思うんですけどね。
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