この12月から1月にかけて一気に成長した個達がいる。
1人はこれまでも毎回のトレーニングを集中力高く取り組んでいたが、本当にボタンのかけ違いがおきているような不思議なミスが多かったのだが、この1ヶ月ちょっとで技術や心、身体のキレ、頭の中がうまく一致してプレーからストレスがなくなっているように見えた。
右でも左でも失わなくなってきたし、1対2になっても落ち着いて突破のルートが見えてるね。
やるべき事がはっきりしてきて筋肉をスムーズに動かせている感じだね。
もう1人は小学生の頃から常にトレーニングを全力で取組む姿勢にいつも嬉しく思っていた反面、プレーはどちらかというと力が入っていてたので、中学に上がってきてから遊びの部分でどうアプローチしていこうかなと思っていたが、有難い事に中3のリズムが少しずつ本人のプレーの柔らかさを生み、本人の元々持っていた鋭さはそのままにプレーやタッチの柔らかさがプラスされてきた。
相手に近寄られても力が入らず、当たられても受け流す事ができるようになってきた。
また、年末の八代での試合で他チームの指導者達から大絶賛されていた個もいたね。
ボールの触り方や運び方、執着心も含めて際立っていたね。
まだまだ日によって判断にムラがあるが拘りの部分には全くブレがない。
そういう強い拘りが他チームの指導者に伝わったんだろうね。
サッカーに真摯に取組む姿勢と自分のプレーに対する拘りがあれば、今は上手くいっていない個も必ず上昇の機会がくる。
1年後や3年後にどうなりたいか。
決めるのは全て自分の心と行動一つだよね。