goo blog サービス終了のお知らせ 

一期一写  身近な自然

普段見慣れた身近な風景の中から、思わぬ出会いを大切にしながら、ピンボケにならないように奮戦中。

これで いいのかなー? 寒葵展

2011年03月27日 | Weblog
「かんあおい」(岐阜蝶の餌になる) の展示会を見てきた。

会場には、相当数の小さな鉢が並べられ、かなり珍しい株もあるようだ。

担当者にこれらの株はどのようにして集められたのですか?と尋ねると、山野で珍しい株が見つかった時に「1株だけあずかって

くるんです。その株から種を取って増やし、会員に配布しているんです。」とのこと。(乱獲ではなく、預かってくるそうで

す。)

「でも皆が 1株ずつ持ちかえるとやがてはなくなってしまうのでは?」と問うと「いずれは絶滅してしまうものですからネ。」

との答えが返ってきた。

(例えば、万年青やさつきなどは、野生種ではなく、園芸種が売買されており、そこから入手する仕組みになっている。)

「寒葵」に限っては、趣味の動向会メンバーが、種の保存の名目で、野生種を採取しているという。こんなことが許されるのだろ

うか? 格式ばったことを言うつもりはないが、なんとなく割り切れない。

同好会でなく、公的機関で採取し絶滅を防ぐ(本当かも?でも、種類によっては道端に映えている処もあるやに聞く。)方策をと

るべきではないだろうか。

公的機関の会場を使い、寒葵展を開催すること自体?ではないだろうか。(植物園の管理者は疑問を持たないのだろうか?)

同好会のみなさん、ごめんなさい。 でも、もっと、きちんとされるほうが良いのではないでしょうか?


写真は、上を向いて咲いていた おだまき の花です。