なにやらいかめしいタイトルになりましたが、ここ信州の安曇地方にあり、近頃は大勢の人が見に来る「枝垂れ桜」。
この地方では、遠くからでも目に付く、大きな枝垂れ桜が、あちこちにある。
そのさくらを目当てにたどると、たいていは樹下に墓石をかかえている。
近くの人たちは、「枝垂れ桜」を見に訪れる人々に少々迷惑顔。さもありなん、ご先祖様を大事に大事に見守ってきてくださった「墓守」なのだから。
だから、カメラを下に向けると、たいていは墓石が撮る。かくいう私も、野次馬の一員になって、見上げる角度で・・・・。
でも、土葬が無くなってから、だんだんと木の勢いが衰えてきているとも聞く(必ずしもこのことだけではないかもしれないが?)。
昔の人は、自然との共存をずーと保ってきたのかもしれない!
今日もそんな思いに駆られている。近年、私達は、あまりにも身勝手になりすぎているのではなかろうか?