先日、朝の出勤時 信号待ちでふと告知看板に目が行って驚いて急に撮りました。
何と!京都市電 千本・大宮線の廃止から実に半世紀近く経った今ごろになって軌道敷を撤去するって?!
てか、今まで後院(こういん)通の路面の下にそういうものが残っていた事に改めて驚いています。
私の子供の頃の記憶では廃止後すぐに線路や敷石ごとアスファルトで仮埋めしたあと、
時間をかけて少しずつ掘り起こして全て撤去したと思っていたのですが…
掘り返している部分を車から覗き込んでみたのですが、レールらしきものは見えず
おそらく軌道筐体を支えていた路盤(いわゆる基礎部分)を掘り起こして撤去しているように見えました。
深さは目測でおよそ1メートルほど。それを今 この時期になぜ わざわざ撤去する必要があるのでしょう?
事情はよくわかりませんが、お役所の仕事は何かよくわからない事が多いです。
それは仕方ないとして、市バス壬生操車場の構内入口付近の路面に薄っすら見えている旧 市電壬生車庫へのループ線の
レールは 市電の遺産としてそのままずっと残しておいて欲しいものです。