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茨城 男体山 道はどれですか?

2005年12月31日 | 魅惑の山登りの話。
いきなりですが、「道はどれですか?」





大変よく晴れた晦日の昨日、相棒と二人、茨城の男体山へ行きました。
常磐自動車道を三郷から約1時間、那珂インターで下り、大子町まで30キロ。自宅から約2時間。
知る人は知っている、そうでない人も知ってもいいかも?の茨城県にある方の男体山が今日、相棒が選んだお山です。
近づくと妙義のような、霊山のような、岩殿山のようなお山です。
こんな岩山が連なって連なって連なっています。
袋田の滝の裏手です。
まずは、車を駐車場(10台限定)に置いて、予定の「健脚コース」に取り掛かります。

先日購入の帽子をかぶって・・・チョー寒い・・・ご機嫌に開始です。
健脚コースと言うからには・・・

こんなのや・・

こんなのや・・・

こんなのも、勿論ありです。
実はこの山、何年か前に山火事でそうとう燃えました。

健脚コースにいかにも焦げ臭い感じの炭化した木々がところどころに見られます。

そのため、山には珍しい「灰皿」が設置してあります。・・ご自分で持ち帰りましょう・・・
そんなこんなで?、1時間半。
なんとか健脚コースにて登頂。下からみたらかなりな絶壁。とんがり。
しかし、山頂には NHK 様の施設があるやら、祠があるやら、かなり広いところがあります。そのため、ゆっくりとお弁当も広げられます。



だが・・・この、祠付近で昼食時にご一緒した、ご夫妻からの誤情報でこの後とんでもないことに・・・
皆さん、山ではくれぐれも、地図を携帯し、地図に無い道や、点々で書かれた道にはご用心くだされ 

さて、昼食にご一緒したご夫妻は、男体山に今年だけでもう 57回  も登っていらっしゃる云わば、男体山のベテラン!
こうなればひとつ気になっていた「鷹取岩」へのルートについて教えを乞うことにしようと考えた相棒。
答えは「1時間半あれば、鷹取岩に行っても大円地の集落に下りられます」とのこと。
ヤッホーそれじゃ今はまだ12時半。充分いけると喜んで鷹取岩方面へ・・・。
ここから、間違いは始まりました。
ご夫妻の話しだと、鷹取岩に着いたら少し戻れば大円地集落に30分で下りられる道があるとのこと。
それも心強い言葉に聞こえ、どんどん岩へ岩へ・・・。
そうです。
ご想像どうりです。
岩は2時間半以上向こうです。
下山道は岩から40分くらいは戻らなくてはなりせん。
下山には1時間はたっぷりかかります。
しかも、獣道。
言っておきますが私は獣ではありません。

それでも、鷹取岩の直下まで行きました。
が、隊長の勇気ある判断で引き返しました。
山頂から2時間後のことです。
その時点で既に、休みを入れて、午後2時半。
疲労もピークです。
だって、両側が絶壁。痩せた尾根。
ざくざくの悪路。(この後の悪路には到底かなわないけど・・・)
引き返すこと、40分。
ここで、沈みたがっている、太陽を見る。
時刻は、午後3時過ぎ。
山の時間では、下山していないとまずい時間。特に今の季節。
下山開始。



どこが道ですか?

これが道ですか?

目印はこんな頼りない植物に貼り付けてある、絶縁テープだけですか?

誰かこの道、通りましたか?

30分で降りた人いますか?

もしかしたら、こんなに道が狭くて、落ちた人いませんか?

と、あまりの悪路に写真撮るのも忘れるくらい、足元に集中し、転び、木に頼り、折れてこけ、相棒は目印捜して、足元気をつけて疲れきり、もう、ふらふらで、やっと、日暮れ前に下山できました。

この場をお借りして、下山道を見つけてくれた相棒に感謝。

大体今思えば下山道の案内板がしょぼくさすぎた。
入り口は熊笹ぼうぼう!
でも、そこを下りなければもっと遅くなっていたかもしれません。
相棒が緊張するほどの痩せた道で、落ち葉が堆積。滑り放題。
現在相棒は疲れ過ぎて、夢の中です。

しかし、転んでもただでは起きないさるや。

しっかり、下山直後には湯ノ沢温泉で入浴し、




軍鶏鍋まで頂いて、無事帰宅。
その後、めでたく塾のお迎えに間に合った次第です。

注:お気づきのことと思いますが、あまりに疲れて、今日は言葉に迫力がありませんです。あしからず。

こうして、忘年山行 第三弾 茨城 男体山 は暮れていきました。

今年の山行もこれで終了です。
膝小僧に擦り傷作って・・・。

でも、今年は楽しい一年でした。
山登りも始めたし、仕事でも始めてのことができたし・・。
今日は年越しでなんのご馳走を用意しようかな?
また、増えちゃうと、山が益々キツくなってしうかな?

それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。












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1 コメント

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ご無事で (たまご)
2006-01-03 16:54:18
なによりです・・・

なんだかそのお山は登山できるのですか?ってくらいけわしい山道ですね

下山はなんだか道がと~っても怪しかったようで

こうしてブログが読めると言うことは、無事に帰ってこられたんだなと安堵している私です



う~ん。崖登りは見るだけでこわいっっ
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