~ 北の散歩道 Ⅱ ~

北海道・旭川を中心として 春・夏・秋・冬をお届けします。

地図から消えた街 「鴻之舞」  鴻之舞鉱山

2012-07-21 22:53:40 | 旭川
 紋別へ釣りに行く時、たまに通るルートで名前と鉱山が昔あったらしいと知ってはいたのですがー。


        いつも真っ暗な夜中に通るため、ふつうの山道にしか見えず

            「どこに鉱山が?」くらいに思っていたのです。

 

     今回は釣り目的でもなく、明るい日中にゆっくりと鴻之舞を通って 驚きました。


       道路沿いに○○学校跡、○○町跡、○○寮跡、浴場跡・・等を示す看板が沢山。


     そして、鬱蒼と茂った木々の間から見える 朽ち果てたコンクリートの建物の残骸。
   
  



          「鴻之舞」の山間ルートを抜けたら、そこはもう紋別。

         港で釣りをしていた 優しそうな地元のお父さんに尋ねました。




           「昔はあそこに 1万人以上暮らしていたそうだよ」

                 えっ!? そんなに!?

      「上藻別駅逓っていう建物あったでしょう。あそこ見学できて資料もあるよ」


              あった、あった・・ かわいらしい昔の建物が。

                  でも、寄ってこなかった訳で・・。

                  次回、行ってみたいと思います。




     ということで、近場で歴史がわかるのは・・と  紋別市博物館へやってきました。

                  ワァ♪ 入場料無料というのが 嬉しい。




 
                    本当に街が あったのですね。







                    大変な作業だったと思います。







      いろいろインターネットでも調べているうちに ダークダックスの♪「銀色の道」という歌は

               
             作曲家の宮川泰さんが 鴻之舞をモデルに作ったそうです。


                   曲の詳しい背景は こちら






           紋別市博物館には、当時を偲ばせる数々のものがありました。








           今では何も無い山間ルート、最近の地図からは地名も消えていますが、

                 模型を見ると こんな町並みだったのですね。
 




        紋別からの帰りは 違うルートを通ったので寄れませんでしたが、

                今度、鴻之舞を通ったときは行ってみたい 



                     ☆ 上藻別駅逓 ☆





                                                        


  


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