goo blog サービス終了のお知らせ 

下手な横好き

安全基準・・・・・続き

 最近は自己責任と言われています。
家造りも造り手に全てを任せるのではなく、家族の安全を確保する為に勉強する事が
必要では有りませんか。
 健康面から言えば、シックハウス症候群の被害が多発して、使用する部材に
法の網がかぶされ、その上に換気システムが義務付けとなりました。
より健康に暮らす為には規制の強化も大切ですが、造り手(業者も含めて)自身の考え方に左右されます。
 例えば、大半のメーカーや工務店が薬剤処理材(加圧注入木材や現場での薬剤塗布)を用いています。
それとは別に無添加・無農薬住宅と言って薬剤を用いない家造りに取り組む
業者もいます。
最近は外張り断熱工法で無添加・無農薬住宅が増えて来ているのではと思います
無添加・無農薬に取り組む施工者は、薬剤が安全と言われても信頼が出来ないのか、
安全は無害でないと考えているからでしょう。(私もそのひとりです)
それと健康に対しては施工業者の考え方にも大きく左右されます。
安全基準が守られていれば大丈夫と考えるか、片方ではそうではないのではと
考えるかになります。
別な見方から、後日のクレーム対策に薬剤処理材を使うのか、
それともより健康を重視して無農薬にするのかの違いと考えます。
どちらも法的に違反していません。施工は業者の考え次第になります。
 そこで、ユーザーの方はご自身で判断しなければなりません。
ベストな判断力を養っていれば、自己に適した業者選びも出来るのではないでしょうか。
私は、薄汚れた緑色の木材(加圧注入木材)に囲まれた家で住みたくありませんから
防腐・防蟻の薬剤で加工した木材を用いていません。
どの業種においても決められた安全基準は必ず守らなければなりません。
むしろ造り手は基準以上の安全を担保した商品を作ることが望まれますが、
それには費用や経済性が絡んで単純では有りません。
だから、現時点で安全でも、数年後十数年後に問題が起きる場合が有るのでしょう。
例えば、以前の加圧注入木材もその当時安全だと強く叫んでいました。
それがちっとも安全ではなかったのです。
もっとも安全と言っても無害では有りません。
又加工材は加工時に木材の持つ繊維を痛め本来の強度が無く、木の匂いも有りません。
木と言っても木の良さが失っています。さらに廃材時のリサイクルに問題が有ります。
(反面、資源利用を考えれば、品質の劣る木材を用いなければならない場合は薬剤処理もやむをえないですが)
結局被害にあった人達が一番悔しい、苦しい思いをしているのではないでしょうか。
被害が起きてからでは遅いのです。
食べ物や住む所に危険因子を出来る限り少なくする事が家造りの現場責任と考えます。
    まじめな社長のまじめな家造り実践会 代表 米田正憲

 
本日のTVではTOTO商品(便器)が焼損例を報道しています。
便器一体型温水水洗洗浄便座
対象品番
TCF975***/TCF970***
TCF965***/TCF960***
TCF945***/TCF940***
TCF910***           対象期間1999年3月~2001年12月
参考に以上の商品です。
TEL0120-10-7296受付9時~18時1度問い合わせては如何でしょうか。
これも既に社内では判明していたのに関わらず公表していませんでした。
企業のモラルが問われます。

写真を趣味に高齢者の戯言

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Weblog」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事