エコ給湯器
オール電化住宅をより高性能化にはずみをつけたのが、エコ給湯器では無かったかと思います。
エコ給湯器はご存知の方も多いと思いますが、「空気の力」でお湯を作るという装置で、
「ヒートポンプ技術」というエアコンと同じような仕組みを使っています。
これは、外の空気を圧縮する事で高温を作り出すという技術で、電気をそのまま熱エネルギーに変換するものの3~4倍近い効率を
作り出します。
そのため、エネルギーの効率が一気に3~4倍にまで向上するわけです。
それで電気温水器の3分の一程度で月額の電気料金が安くなりますなんて宣伝文句に成っていますね。
ところで、エコ給湯器はコロナと電力会社の共同開発で日本で開発された製品です。
10年程前になりましたが、石川県でも発売が開始されました。
当時、あさひホームでは超高性能なファース工法の家のモデル(実験棟)ハウスを建築していましたので、さっそくこの住宅に取り入れました。
この商品は他の給湯機器に比べて高額に成りましたが、これからの住宅には絶対必要だと思ったのです。
確か石川県では2台目だと販売代理店から教えられた記憶が残っています。
その後、メーカーや電力会社の販促もあって普及が進み、今では新築される住宅では多く使われる様に成りました。
また、地球の温暖化が叫ばれる時代と成り、環境に優しい商材(CO2削減に役立つ商材)として、
補助金制度が出来て普及に弾みがつきました。
それに加えてユーザーの皆様の環境への意識の高まりも有りました。
環境に優しい画期的な商材ですね。
しかし、メリットばかりでは有りませんデメリットも有ります。
それはエアコンと同じで外部に室外機が有ります。
近年普及が進むとこの室外機から出る音です。
意外と隣地の方にご迷惑をかけているのです。
専門的な事は差し控えますが、低周波の騒音だそうです。
音や匂い等は人の感性ですから、まちまちですが、
http://blog.livedoor.jp/video_news/archives/1455471.html
気にする方は気になり、酷い方は夜安眠できないとまで訴えています。
生活環境を改善しても隣地の方と仲たがいしては何もなりませんね。
よって、創り手(業者は)設置ガイドラインに沿って正しく設置する事です。
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