秋深まる・・・・・・・早朝の手取川堤防から
10日撮影
屋根が腐る
現代の住宅において屋根下地の早期劣化を招く問題点と解決策を、東洋大学名誉教授の土屋喬雄さんと
屋根システム総合研究所(東京都品川区)が解説する。日経ホームビルダーの連載「屋根下地が泣いている」の9月号に
掲載した一部を紹介する。
屋根下地の結露や劣化を防ぐためには、小屋裏換気や屋根の通気工法が有効だ。
ところが、それらの措置が取られているのに、完成後間もない時期に屋根下地の結露が見つかり、改修を頼まれることがある。
事例1は、新潟市内に建つ築2年の天井断熱を採用した住宅だ。
2月に結露が見つかった。
小屋裏に流入した水蒸気が、棟の一部に設置した換気棟から抜け切れず、小屋裏で結露したと思われる。
事例2は宮崎市に建つ築1年半の住宅。
7月の午後、2階の窓枠上部から結露水が垂れているのが見つかった。
屋根断熱で野地合板と断熱材の間に通気層は設けていたが、吸気孔と排気孔がなかったので、結露したと考えられる。
事例3は東京都内に建つ築1年の住宅。
2月に、防湿シートにたまった結露水が漏れて壁紙を汚した。
小屋裏を3区画に分けて天井断熱と屋根断熱を併用し、2区画だけに換気棟を設置していた。
劣化した野地合板を取り替え、換気棟を追加した。
大量の冬型結露で室内が汚れた東京都内の住宅。途中で傾斜が変わる屋根に化粧スレートを葺いていた。奥の方には排気孔を設けていなかったため、野地合板の結露が著しい。小屋裏を3区画に分けていたのに、排気孔を2区画にしか設けていなかったのが結露の原因だと思われる(写真:屋根システム総合研究所)
屋根下地の合板が腐る・・・・・・・このブログ欄でも以前取り上げました。
今回はネットでも同じ事が紹介されていましたので再度取り上げました。
さて皆様、住宅は自然環境に中に放置?されていますね。
時々メンテナンスをして頂くので放置との表現は不適切かも、しかし大抵の住宅は外部環境にさらされています。
放置状態です。
そして住宅の中でも一番劣悪な環境下におかれているのが屋根、屋根下地材や外壁です。
その屋根下地材が上記の記事です。
事例で紹介していますが築わずか2年程度で結露を起こし急速に劣化を起こしています。
【先日の竜巻で屋根が飛ばされた家屋が紹介されていましたが、大半が屋根下地材が合板と見えました】
長期優良住宅と言いながらこの様な施工がまかり通っています。
確かに新築時は強度はクリアーしているでしょうが・・・・・・たかだか数年で・・・・・折角の長期優良も短期不良住宅に
早変わりなんて洒落に成らないですね。
だからあさひホームは屋根や建物外周部に合板を用いないのです。