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下手な横好き

繰り返される薬剤被害

2003年6月1日のビデオメッセージ
 ある女性が亡くなった姉に代わってやり場の無い悲しみを訴える番組が11月9日の早朝にTVで放映されていました。
その中に亡くなった方のビデオメッセージが有りました。
心の叫びです。その日付は2003年6月1日だったと思います。最後の家族旅行で家族に感謝の言葉を残し翌日に亡くなられた様子ですが本当にお気の毒です。
メッセージの中で「健康を返してください」弱々しい声でしたが悲痛な心の叫びです。
悲しいですね。誰がこの方から健康な体と幸せな家庭を奪ったのでしょう。
国民としてあたり前の権利が踏みにじられ、幸せな人生をまっとうする事が出来ないなんて絶対許されないことです。
 この亡くなった女性は今話題のC型肝炎のウイルスに冒された血液製剤
「フィブリノゲン」を投与されたのですが、投与された時が危険な薬と解っていた時期だったかは?私には解りません。
しかし、その後においてその血液製剤はC型肝炎ウイルスに冒され投与された方は適切な治療をしなければ肝硬変から肝臓がんへと進行すると解っていながら教えない、この国の官僚体質が私には理解が出来ません。
どうして人は見てみぬ振りをして、ここまでも冷たく出来るのですか?暖かい気持ちの持った人はいなかったのでしょうか?
薬害エイズも同様でした。他国では危険と使われていないにも関わらず、日本では一握りの会社や人物の儲けや名誉のために、その後において長期間使用し被害は
拡大しました。
今回も同様にC型肝炎ウイルスに犯された血液製剤を投与されたのです。
其れが、危険と一部の業者や役所はわかっているにも関わらずその薬を使って薬害を拡大させたのです。ひどい話だけでは済まされない大きな事件です。
 繰り返される薬害被害。何故この様な事が防げないのでしょう。
何故国民の命を守れないのでしょう。
どう考えても不思議な国だと疑問が起こります。
業界と一部官僚に政治家が絡んでいるからでしょうか?政・官・業が癒着しているのならば許されません。
それにしても、投与された方々の名簿が有るにも関わらず教えないとは、同じ日本人(人間)でしょうか?情けないとしか言い様がありません。
もしも自分が、親や妻や子供がと考えた時・・・その怒りと悲しみ、心の叫びを
関係者は深く受け止めて頂きたいです。
 自分達だけが選ばれた国民と勘違いしないでほしい。
年金問題に始まり薬害被害事件、厚生労働省の方々は先輩たちが残した悪行を深く真摯に受け止めて頂きたい。
舛添大臣が先頭を切って頑張っていますが、本当に謙虚に薬剤被害にあった方々の声を聞き、十二分な対策とその責任の所在を明らかにする事を望みます。

 人の命を預かるのは住まい造りとて同じ事です。其れなのに耐震偽造やツーバイフォー住宅のビス強度不足による耐力壁不足の偽装や防火建材の偽装、少しもよい家でないのによい家と言っている工務店のグループなど等と企業倫理感の欠落した業者が大手を振っているのが現状です。
     まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表 米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

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