下手な横好き

家をたてる前に読む本

住宅の寿命は結露で決まる
住宅の寿命は結露が発生するか、しないかによって大きく左右されます。
結露による結露水が構造材を腐らせ、様々な欠陥を引き起こす元凶だからです。
結露を防ぐには、住宅の施工方法、換気、断熱、気密など、住宅性能を高める
技術がなければなりません。
そのトータルパフォーマンスによって住宅の寿命が決まるといっても
過言ではありません。

結露は住宅を腐らせる元凶となるばかりでなく、カビやダニが発生する原因となって家族の健康をむしばみます。
そのメカニズムは結露水にカビが発生し、そのカビを餌にしてダニが繁殖します。人を刺したりして危害を与えるダニはカビ等の植物性のダニを餌にするイエダニです。
これらのダニやダニの死骸、糞、カビの胞子等がハウスダストとして部屋中を
飛び回って、小児喘息やアトピー性皮膚炎などの原因物質となるアレルゲンに
なっています。・・・・・・から子供たちを守る為にもアレルゲンとなるカビや
ダニの繁殖を根本から絶ち、結露の発生しない住環境をつくる事が必要です。
(カビは高齢者にとっても大変怖いもので真菌症を発症させます)

コメント
繊維系断熱材で高気密化にするには手間がかかります。(室蘭大学の鎌田先生の講演会で勉強しました)
私の独断と偏見かも知れませんが、住宅を高性能化する事は、工期が延び
コストアップとなり、しかも技術力が必要で面倒ですから、大半の業者は高気密化にしないのでは?まして違法で無い為、中気密なんていい加減な施工がまかり通る一因があります。
高気密化になってない家は必ず結露を起こします。まして繊維系断熱材を使えば
どうなるのかは経験から充分知っています。
だから木材に防腐・防蟻剤の使用を止める事が出来ないのです。
少しでも薬剤で木材の腐れやシロアリの被害を遅らしているのですが、
本質は後日のクレームが怖いのです。
隙間のある家=結露の起こす家=防腐剤・防蟻剤が必要の公式が成り立ちます。
元々から不健康な家造りをしているのですが、この様な施工でも自然素材を使えば
健康住宅とうたっていますがナンセンスです。
高耐震住宅も同様です。新築時に高耐震であっても耐久性が低ければ
これもおかしな話です。
どうしてこの様な住まい造りが出来るのか?私には理解出来ません。
お施主様の予算が無いから?業者の利益を優先させたらこの様な施工しか出来ない?だから結露が起きても仕方がない?と言う事でしょうか?
壁の中で何かが起きていても発見が遅い、10年瑕疵保証には抵触しない、
責任は逃れる、この考えではないでしょうか?
不健康で短命な家造りが今も大手を振って行われているのではと勘ぐりたくなりますが皆様は如何でしょうか?
まじめな社長のまじめな家造り実践会 代表 米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

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