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先にもニュースの欄に掲載しましたが、建築業界のナンバーワンの積水ハウスが
管理技術者を置かないまま施工した事で、建築基準法違反で営業停止命令を受け
社長が謝罪しました。
この業界は、先に大きな話題になった耐震偽造事件で「設計士よお前までも」と
大きな不審を国民に募らせました。
それ以降も、詐欺まがいのチラシや悪徳業者による被害が絶えない事で、
信用回復には程遠いのですが、今回は業界のトップの起こした不祥事です。
業界のナンバーワンの起こした事は自社だけでなく、業界全体の信用度に大きく関わります。
社長は謝罪しましたが・・・・・。不信感を増幅させた責任は大きいです。
たかが数人の人件費をケチったのではないでしょうが、全社的なコストダウンの締め付けの一端が窺えるものです。
耐震偽造事件では小嶋ヒューザーの社長が「経済設計の何処が悪いのか」と盛んに言っていた記憶が有りますが、それ以降もこの業界ではより経済設計に向かって、コストダウンに走っているように見えます。
コストダウンの危険性が潜んでいませんか・・・・・・。
手抜き工事や耐震偽造で建築業界に対する信頼は落ちていたのですから、
業界のリーダーは法令順守を徹底して欲しかったと言えます。
「積水でもそうなのだから、他の会社はそれ以下だろう。建築業界は信用できない」
その様に思われる事が本当に悔しくてしゃくなのですが、造り手は現場に取り組む姿勢で信用して頂くしか他に有りません。
あさひホームでは、22日・23日、基礎を縁のある方に見て頂く企画をしています。基礎の配筋検査を皆様でして下さい。近くの方は是非見に来て下さい。
各現場を瑕疵保証に基づき配筋検査を行って来ましたが、何時も検査員は感心しています。「見えない所での施工」をご確認して下さい。
まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表米田正憲