下手な横好き

中越地震から・・・・・NO4

この数日間に気になるニュースです。
TVで炎上している護衛艦を見ましたが、衝突した相手は貨物船。
 意外と脆く、弱いのではなんて思いました。
50年も前に成りますが、田辺海上保安庁に巡視艇有って名前が「はちじょう」とおぼろげに記憶していています。
当時、市内の小学生を対象に数十名程を田辺湾で載せて頂きました。
鉄が大変分厚かったと印象が残っていますが・・・・・。

  次も船の話しです。
漁船が転覆しなんと4日間も閉じ込められ生きて生還しました。
人の生命力の強さと奇跡に驚きました。
早く行方不明の方が見つかる様に願います。

 そして、出会い系サイト?大量殺人?
結婚詐欺で女性が逮捕されていますが恐ろしい時代です。

 最後に政治の世界では国会論戦?と成りました。
鳩山首相の「あなた方に言われたくないですね」とか、自民党も攻め手に困りますね。
良い事は永く記憶に残りませんが、50年間の付け?「悪しの垢」が国民にそっぽを向かれました。
その現実と真剣に取り組み、それこそ地殻変動並みの変化をしないことには信頼を得るのは・・・・・・と思いますが如何でしょう?
ひな壇には歴代の実力者が並んでいましたね。この方々の心中は如何ほどか?

それでは前回の続きです。
さてエコブームですね。
景気対策と二酸化炭素削減に政・官・民全ての英知を集め全国的となっています。

 住宅では、エコ給湯器や太陽光発電に代表されます。
屋根に太陽光発電システムの設置を考えておられる方も多いと思います。
まして、売電価格が倍となればなお更ですね。

 イニシャルコストが今まで以上に短期間で元が取れると言う事と、環境を考えれば当然かもしれません。

そして長期優良住宅、住いは今以上に長寿命化します。

それで思い切ってイニシャルコストをかけ太陽光発電を屋根に設置し「省エネ住宅」を造ったとします。  

不幸にも大きな災害が起きました。
太陽光発電が屋根載っています。被害も損失も大きくなりますね。

 仮に家族の命が助かったとしても住めなくなったのでは・・・・・・折角の苦労も水の泡になりませんか。

  被災された方々は経済的な損失と同時に非常に精神的・肉体的に苦痛が伴っています。
TVでも何度も見ましたが、仮設住宅が出来るまで、そして仮設住宅での生活と大変なご苦労ですね。

 これが日本に住む限り何れは我が身に置き換えて考えておく必要が有ります。
それで、これからの住いは耐震プラス制震と成りませんか?
 ・・・・・・・次回に続きます。 
まじめな社長の真面目な住い造り実践会 代表 米田正憲


写真を趣味に高齢者の戯言

コメント一覧

米田です
シメール
エコを考えれば先生の持論の自然乾燥木材ですね。
となれば、益々シメールの重要性が求められる事に成ります。

あさひホームでは木材の性質がなくなるほど
乾燥させてない半強制乾燥木材を用いています。
木材本来の性能を無くさない程度【繊維を痛めない】の乾燥です。
建築後に木痩せが起しますのでシメールが必要なのです。

今回の耐震プラス制震構造の住いにも、
制震性を十分力を発揮【それ一回限りでない】するにはシメールの隠れた存在が必要と認識しています。
何時も貴重なご意見有難う御座います。
米田です
有難う御座います
最新の資料と情報本当に有難う御座います。
私は技術職で無いので詳しくは解りませんが・・・・。
しかし動画も見ましたがご意見の通り怖い話しです。

以前にも
住宅情報誌から、二階建て【一般住宅】においても耐震等3でも「安全には?」と言う記事が有りました。
 素人考えですが、建物自体をがちがちに固めてもとその強度に疑問は常に有りました。

それで、耐震等級をあげる事よりも制震もしくは免震構造との併用が必要ではと思い費用を加味して、お施主様のご理解を得て制震装置をこの程導入を致しました。

免震構造はベストと思っていますが、コスト面がネックとなりました。

話しは変わりますが、私共が取り入れていますファース工法の家は構造的には耐震等級一です。
しかし現場発泡の断熱材【継ぎ目なしで基礎と土台間にも充填】が地震力を吸収するのか
近年の大地震時において建物への損傷が軽微であったと報告を受けています。

現行法での長期優良住宅もこの点に不備が有るものと思っています。

本当に貴重な資料とご意見を頂きまして重ねまして御礼を申し上げます。有難う御座いました。
これからもご指導宜しくお願い申し上げます。
谷村
長期優良住宅の倒壊
私もニュースで見ました。長期優良住宅の倒壊は、壁面のもろさも原因ですが、耐震金物と言われる金物の性能に問題が有ります。いつも米田社長様が提唱しているように、建築金物の抵抗は一回限りです。2回以上の揺れには殆ど無力になり、返って金物が邪魔をして、コデル状態になりその力が、壁面に掛かったと予想されます。制振ダンバーや瞬間に増し占めする「ナット等自動増し締め装置」を採用しておれば緊結で方が良い結果が出ます。
11年間に全国で7000棟を超す建築に採用され、様々な災害(地震・台風等)に合うも未だに一軒の事故報告も無い事が証明しています。
今回の実験者は、「シメール」ナット等自動増し締め装置の存在を知らなかったのだと思われます。この商品は国土交通省において公共工事等における新技術活用システムに登録されていますが、未だに知らない技術者が多いようです。増し締めの大事さを理解していない結果です。
匿名で申し訳ございません
このようなニュースを見つけましたので情報を・・・
__

 認定が進む「長期優良住宅」の耐震性能を図る建物倒壊実験が27日、三木市の実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)であった。2棟を揺らし、まず、柱の接合部の弱い建物が損壊。接合部の強い優良住宅の建物も最終的に倒壊した。研究者は「与えた地震動が大きすぎたためで、耐震性に問題はない」としている。
 長期優良住宅は、耐震性や耐久性に優れた建物が認定され、住宅ローンの優遇措置などが受けられる。実験は、3階建て木造住宅2棟を使用。一方は優良住宅の基準を満たし、もう一方は同じ構造、重さながら柱の接合部を弱くした。
 震度6強の揺れを20秒間与えた。接合部の弱い住宅は10秒で1階部分の柱が傾くなど「全壊」並みの損壊。優良住宅は柱は持ちこたえたが、壁に圧力がかかり、20秒を過ぎて倒壊した。
 優良住宅は、通常基準の1・25倍以上の耐震性が必要とされるが、今回は1・8倍の地震動を与えた。実験グループの大橋好光・東京都市大学教授は「1・8倍まで耐えられると思ったが、壁が弱かった。基準はクリアしたが、今後データを詳しく分析したい」と説明した。(岸本達也)
(2009/10/28 08:50)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0002475074.shtml
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091028AT1G2703J27102009.html

動画
試験体1(左)N値計算準拠法で許容応力度計算を行い接合部を決定
試験体2(右)中地震時の存在応力のみを考慮して接合部を決定
http://www.youtube.com/watch?v=IJQW8fuCwDc

素人ながら映像を見ていて興味深いと思うのは両者の壊れ方ですね。
「長期優良住宅」の方は震動台と柱が固く緊結されているため振動がそのまま建物に伝わり、建物の特に1階部分が耐えられなくなって破壊され転がるように倒壊。中に人がいたら・・・と思うとぞっとするような壊れ方です・・・。
片や「等級を満たさない」建物は早期に柱脚部が壊れたことで振動台と縁が切れ、まるで石場建てのような状態になって振動台の上を滑り、振動が伝わりにくくなった事で倒壊を免れているように見えます。また、上部2階はしなやかに動き、振動をうまく受け流しているようです。
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