ＮＨＫラジオ英語「リトル・チャロ２」

ＮＨＫラジオ英語『リトル・チャロ』の続編が現在放送されています

前作『リトル・チャロ』では、素敵な物語と台詞に何度か泣かされました

前作の物語は、家族と日本へ帰ろうとしていた子犬、チャロが、アメリカの空港で他の荷物と取り違えられ、取り残されることから始まりました。何とか空港を逃げ出し、辿り着いたニューヨークの街で、色々な犬や猫や人間達と出会いながら、親友・翔太の待つ日本を目指す物語でした。

私の大好きな台詞は、“捨て犬だったから自分の誕生日を知らない”と言うチャロに、ドレッドがチャロにとっての“すばらしい日”を聞き、チャロが“翔太に出会った雪の日曜日の朝”と答えた時の台詞です。

“Then every snowy Sunday morning will be your birthday....”
「じゃあ、雪の日曜日の朝はみんな、おまえの誕生日だ……」

ドレッドは、普段無愛想な犬ですが、ニューヨークにいる間、父親のようにチャロの大きな支えとなった犬物です。

今思うと、ドレッドの最後の台詞が、チャロ２への伏線に思えてしまうのですが……

またドレッドに会えたらいいな


『テレビ「リトル・チャロ２」の一場面』


前作に比べて、チャロ２のラジオは、物語を味わうことを中心にテキストが作られているように思いました。

ちょっと物足りないとは思いましたが、今回は物語を楽しもうと思います