気になるブログ

ドラマや映画など気になったことを、好きなように書いています。
今のところ、江戸や京都関係の記事を中心に書いています。

遊びをせんとや 生まれけむ

2012-04-22 20:37:03 | ドラマ


 遊びをせんとや 生まれけむ
 戯れせんとや  生まれけん
 遊ぶ子供の声聞けば 我が身さえこそ揺るがるれ

(遊ぶために生まれてきたのだろうか。戯れるために生まれてきたのだろうか。遊んでいる子供の声を聞いていると、私の身体さえも動いてしまう。)

日曜劇場『JIN-仁-』完結

2011-07-06 19:29:23 | ドラマ
日曜日の夜の楽しみが一つなくなってしまいました

今回のJINは、前回に比べて負けず劣らずいいドラマでした

前回の伏線を全て回収して、かつ納得のいくラストで終わせるところが素晴らしい。

何といっても台詞が素晴らしい。

恋人・未来の言う“病院の屋上から見る夕日の美しさ”が分からなかった仁が、江戸の同じ場所で同じ美しい夕日を見て、泣きながら言った言葉が印象的です。

「こんなに美しくては、いけないんです」

こういったひねりのある台詞を、私は今まで観てきたドラマで聞いたことがなかったので、初めて聞いた時、“このドラマ最高じゃないか”と思いました。

ちょっと検索してみると、JINの脚本を書いた森下佳子さんというのは、ドラマ『世界の中心で愛を叫ぶ』の脚本も担当したそうで、ファンから見るとJINの台詞で似たようなところがあるとかないとか。

でも、私は森下佳子さんの脚本のドラマは初めて観て、素直に感動しました。

そして、龍馬の台詞も心に残っています。

「10年先、100年先を知ったところで、日ぃは一日一日明けていくだけぜよ」

大事なことを言っているような気がして、私はこの台詞が忘れられませんね

最終回の最後の龍馬の“先生が忘れても、いつもそばにおるぜよ”というような台詞を言うシーンの内野さんが、本物の坂本龍馬に見えて仕方がなかったですね


これからもこんなドラマが観たいなぁ

人気俳優を出して視聴率を取りにいかなくても、いいドラマを作ればこれだけの視聴者の支持が集まるということを証明してくれたようなドラマでしたね。

これからも人を笑顔にするドラマを作って欲しいです

TBSドラマ『JIN-仁-』年末27日、28日一挙再放送!

2010-12-23 23:11:09 | ドラマ
去年の秋ドラマでトップの視聴率を誇り、

瞬間最高視聴率29.8%を叩き出したTBSドラマ『JN-仁-』が、

今年の年末27日、28日夜7時~、“ディレクターズカット版”で一挙再放送されるそうです

http://www.tbs.co.jp/jin2009/news/


ディレクターズカット版というのが惜しいですが・・・

どうせなら、ノーカットで何日かかけて放送してほしかったなぁ

今年は、福山龍馬と内野龍馬、2人の龍馬が観れるという貴重な年になりましたねー

龍馬はどちらもありだと思いますが、勝海舟は野田秀樹がお気に入りです(えっ…?

『JIN』の4月からの続編も楽しみですが……、あまり期待しすぎると必要以上にがっかりしたら嫌なので、「面白かったらいいな」ぐらいにクールに振る舞っておこうと思います

日曜劇場「JIN-仁-」最終話

2009-12-20 22:18:28 | ドラマ
終わってしまいました

週一回の楽しみがなくなってしまいましたね

前回の記事の、野風を助けることが未来に再び会うこと、という予想は外れましたね

未来に会えなくなるという結果になってしまいましたが、未来に会えなくなるかもしれない犠牲を払っても、目の前で病にかかっている野風を助けるという仁の選択に感動しました。

タイムスリップの物語で、ハッピーエンドで終わるものは今まで観たことはありませんが、やはり「JIN-仁-」もハッピーエンドではなかったですね。

ドラマの中で、“バタフライ・エフェクト”の話をしていましたが、「バタフライ・エフェクト」というハリウッド映画を意識したのでしょうか。

私は、「バタフライ・エフェクト」も好きなんですよね。タイムスリップものが結構好きかもしれない

死んでしまった幼馴染の女性の運命を変える為に、タイムスリップ能力を持った主人公が、自分の過去をさかのぼり、何度も違う選択をして幼馴染の女性を助けようとするのですが、何度やっても幼馴染の女性か、誰かが死ぬことになる、という話です。

「タイムマシン」というタイムスリップもののハリウッド映画はストーリーが最悪でしたが、「バタフライ・エフェクト」はなかなか面白いです。

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id321766/

今、調べていて気づいたのですが、3まで続編が出ているんですね。2があるのは知っていましたが、面白くないみたいなんで観てませんでした


話を「JIN-仁-」に戻すと、最終話で一番感動したのが、野風との別れのシーンですね。小雪の降る中、龍馬に「まだ雪になりたいか(なりたいがか??)」と言わせるところがいいですね。こういう粋な台詞のあるドラマが最近ないような気がします。まあ、そんなにドラマ観てる方じゃないですけど。

仁が夕日を見ながら“こんなに美しくてはいけないんです……!”と言うシーンも好きです

そして、「JIN-仁-」の中でも素敵だと思うのは、咲の啖呵です。武家の女性は強いと聞きますが、ああいう啖呵を切れる女性は見てて清々しいですね。咲の真っ直ぐな生き方も素敵です

でも、きっと、江戸時代の方が今よりも女性の意見というのは通すのは難しかったと思うので、咲のキャラクターには尊敬します。


「JIN-仁-」を観ていると、日常でふと思い出してしまうほど、心に残る台詞が多かったですね。登場人物もいい人ばかりで、こんなにいい人ばっかり?? と思いながらも、感動してました。

1時間という枠内に入りきらなかった話があったところも、監督のこだわりが見えるようでよかったです。でも、11話でさえ足りないと思えるほどスケールの大きいドラマだったと思います。それぞれの登場人物の人生はこれからのようで、これからいくらでも話が続きそうにも見えます(笑)

最終話は、続編を期待させるような終わり方でしたが、映画が公開されるようなので、あまり不満はないです。

いいドラマだった

日曜劇場「JIN -仁-」

2009-10-25 17:23:47 | ドラマ
久しぶりに面白いドラマを観ています。

毎週楽しみがあるっていいですね

CMを観た時は、なんちゃって時代劇ドラマ(?)なんじゃないかと思って、あまり期待はしていませんでしたが、1話を観て、大沢たかおの確かな演技力や、江戸時代を再現しようとする監督のこだわり、ストーリーも飽きさせず、ハマってしまいました。

以前から、新選組や幕末の時代が好きで、沖田総司が患った結核を現代の医学なら治せるのになぁ、と想像したりしていたことがあったので、「JIN」は何だか私の観たいものを観せてくれているような気がして、現代の医学で治っていく江戸の人々を観て泣いてしまいました

でも、主人公の南方が言っていたように、あり得ないことを行うことは“神をも恐れぬ行為”なのかもしれません。南方があり得ない場所に存在していることすら、歴史を変える影響となっているのかもしれません。彼の踏んだ一枚の枯葉さえ、歴史を変えることへと繋がってしまうかもしれませんね。

でも、南方が江戸へタイムスリップすること自体、神かそれに近い存在にしかできないことで、神がいるとしたら、何かを意図して行ったとしか考えられません。だから、南方が自分の意思で行うことは全て間違ってはいないと思います。


南方がタイムスリップした年、1862年と言えば新選組が結成される1年前です。坂本龍馬は物語のメインの人物として出てくるようですが、新選組は出てこないようですね。がっかり……

ところでこのドラマ、NHKの大河ドラマより映像にリアリティを感じるのは私だけでしょうか。江戸の町民役の役者達の身長が皆低いことや、着物の汚れ具合や見た目でその人物の身分がはっきりと分かり、特に坂本龍馬は、風貌から普段の生活や性格まで想像できるような気がしました。

これからも展開が楽しみです ラストはきっと伏線も残さずいい感じに纏めて欲しいです 期待大です