終わってしまいました
週一回の楽しみがなくなってしまいましたね
前回の記事の、野風を助けることが未来に再び会うこと、という予想は外れましたね
未来に会えなくなるという結果になってしまいましたが、未来に会えなくなるかもしれない犠牲を払っても、目の前で病にかかっている野風を助けるという仁の選択に感動しました。
タイムスリップの物語で、ハッピーエンドで終わるものは今まで観たことはありませんが、やはり「JIN-仁-」もハッピーエンドではなかったですね。
ドラマの中で、“バタフライ・エフェクト”の話をしていましたが、「バタフライ・エフェクト」というハリウッド映画を意識したのでしょうか。
私は、「バタフライ・エフェクト」も好きなんですよね。タイムスリップものが結構好きかもしれない
死んでしまった幼馴染の女性の運命を変える為に、タイムスリップ能力を持った主人公が、自分の過去をさかのぼり、何度も違う選択をして幼馴染の女性を助けようとするのですが、何度やっても幼馴染の女性か、誰かが死ぬことになる、という話です。
「タイムマシン」というタイムスリップもののハリウッド映画はストーリーが最悪でしたが、「バタフライ・エフェクト」はなかなか面白いです。
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id321766/
今、調べていて気づいたのですが、3まで続編が出ているんですね。2があるのは知っていましたが、面白くないみたいなんで観てませんでした
話を「JIN-仁-」に戻すと、最終話で一番感動したのが、野風との別れのシーンですね。小雪の降る中、龍馬に「まだ雪になりたいか(なりたいがか??)」と言わせるところがいいですね。こういう粋な台詞のあるドラマが最近ないような気がします。まあ、そんなにドラマ観てる方じゃないですけど。
仁が夕日を見ながら“こんなに美しくてはいけないんです……!”と言うシーンも好きです
そして、「JIN-仁-」の中でも素敵だと思うのは、咲の啖呵です。武家の女性は強いと聞きますが、ああいう啖呵を切れる女性は見てて清々しいですね。咲の真っ直ぐな生き方も素敵です
でも、きっと、江戸時代の方が今よりも女性の意見というのは通すのは難しかったと思うので、咲のキャラクターには尊敬します。
「JIN-仁-」を観ていると、日常でふと思い出してしまうほど、心に残る台詞が多かったですね。登場人物もいい人ばかりで、こんなにいい人ばっかり?? と思いながらも、感動してました。
1時間という枠内に入りきらなかった話があったところも、監督のこだわりが見えるようでよかったです。でも、11話でさえ足りないと思えるほどスケールの大きいドラマだったと思います。それぞれの登場人物の人生はこれからのようで、これからいくらでも話が続きそうにも見えます(笑)
最終話は、続編を期待させるような終わり方でしたが、映画が公開されるようなので、あまり不満はないです。
いいドラマだった