ギャンブル考

いま仲間内で流行してる『７ポーカー』

そのなかで１日に何回か全額を賭けて戦うバクチゲームを
やってるんだけど、大いなる疑問を感じてきました。
冷静に考えると「負けると決まってる」ギャンブルなのではないかと。
１回の勝負で見ると「１／５の確率で勝てる」から確かに
成立してるけど、トータルで見ると「めちゃくちゃ低い確率で勝てる」
なんじゃないかな。つまり、一番の金持ちが勝つ場合は総取りなのに、
貧しい者が勝った場合は悲しいかな僅かしか儲からない。
これじゃあ、何回も数を重ねると「すべてのマネーが結局は
富豪に吸収されてしまう」・・・これをバクチといえるのでしょうか？

富豪との金額差が手を伸ばせば届く範囲内であれば挽回可能だけど、
その限りでないならば、億万長者が何回も負け続け且つ自分が
勝ち続けなければ飛ばされて、また一から出直しとなってしまう。
これは、どう考えても現実的な話ではないですよねえ。
もはやバクチでもギャンブルでも何でもなくタダの無謀。
競馬で例えるならド素人が１日１２レース全てにおいて
手持ちのマネーを全額投資をする（対象が複勝でもいいや）
その結果、笑える確率はどれぐらいなのか？
それと似たようなバクチを我々はやっているように思えてなりません。
負けると決まってるギャンブルほど馬鹿らしいものはない。

それに、バクチもいいけど、それ以前に『ポーカー』を
楽しみたいのが正直な気持ちである。激しい駆け引きの末に
バクチ失敗したのなら納得できるし、後味もすこぶる良い。
やっぱり、勝つ可能性が見えてこそのギャンブルだと思う。