あるまこ~

ITコンサルタント&山岳ガイド協会公認 山岳ガイド&インターネットショップ ラブジアース店長&LOC代表の徒然日記。

【バリエーション】阿弥陀岳北稜

2007年01月04日 23時14分06秒 | バリエーション
↑中岳から阿弥陀岳を望む。右手前が阿弥陀岳北稜。取り付きから1時間くらいで上に抜けた。50mロープだったので、下部を2ピッチに区切り、全部で3ピッチとしたが、60mロープだと安心して2ピッチでいけそうだ。

日程2007年1月4日(木)
天気1月4日:晴れ
場所八ヶ岳 阿弥陀岳周辺
ルート阿弥陀岳北稜
概要行者小屋(8:05)~(8:20)分岐(8:30)~(9:10)北稜取り付き(9:30)~(10:50)阿弥陀岳山頂(11:00)~(12:30)行者小屋(13:40)~(13:55)赤岳鉱泉(15:10)~(16:00)美濃戸~(16:50)美濃戸口
メンバ自分、NKDさん
写真Google Picasa
パワード バイ...JECC


 朝6時30分に起床。13時間オーヴァーの睡眠、寝すぎだよ~。エアマット無しでも、だいぶ暖かかった。

 8時5分に出発。文三郎へのトレースを登り15分ほどで、北稜への分岐。ここから、急登になるが、トレースがばっちりなので快適に進む。北稜取り付き前の急登から、雪・氷の草付き前でロープを出す。ランナーを取りながら、コンテ。

 9時10分に北稜取り付きに到着。9時30分から登攀開始。腐ったピトン(3つ)でセルフを取り、岩稜を左にちょっと登り、凹角を10mくらい登るとペツルの支点があったので短いが、ここでピッチを切ることにする。下の支点よりは、安心できる。ここから、草・氷の草付き30mくらいでペツルのボルトでピッチを切る。これからちょっと急な岩稜とナイフリッジ40m。安定した稜線上でスタンディングアックスビレイ。確か、ここもかん木があったと思うのだけど、雪で埋ってた。

 10時30分に北稜を抜ける。15分くらいで阿弥陀岳山頂に到着。昨日よりも天気が良く360度の展望。富士山も霞んではいるがくっきりきれい。

 11時に阿弥陀岳山頂を出発し、11時30分に中岳コル。中岳沢は雪崩れそうなので、文三郎まで移動することにする。11時40分頃、中岳山頂。12時10分に文三郎への分岐に到着。

 12時30分に行者小屋。シュラフを干し、パッキングして、13時40分に行者小屋を出発。

 13時55分に赤岳鉱泉に到着。特製ラーメンと牛丼があるが、”特製”にひかれラーメンを食べる。明日、ジョーゴ沢の予定だったが、半分くらい氷に埋っているとのこと。阿弥陀山頂から見ても、光るものが全然無かったので、氷に期待できそうに無い。ので、下山することにした。15時10分に赤岳鉱泉を出発。アイスキャンディーは2年前とは比べ物にならないくらいデカかった。垂壁、ハング、ナメなど。

 16時50分に美濃戸口に到着。タクシーで舟山十字路まで2000円くらい。温泉に入ってゆっくり。

 お疲れ様でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿