あるまこ~

ITコンサルタント&山岳ガイド協会公認 山岳ガイド&インターネットショップ ラブジアース店長&LOC代表の徒然日記。

【山岳ガイド】適正検査

2009年06月26日 19時55分13秒 | 山岳ガイド
↑一人ずつTPで5.8程度の10m程度のクラック?を登った。

 奥多摩 つづら岩での適性検査。暑かった。全員で5名。丹沢の事前講習会で一緒になったKJMさんが来てた。適正検査はとりあえず、みんなOKか。
 考え方として、装備や動作について、無駄なことをしない・無駄なものを持たない(適用範囲の大きいもの)。クライアントに対して最も安全で早い方法を選択する。

検定項目は下記の項目。(クライアントと二人で、まず1ルートの終了点を構築し、懸垂下降で降りるという想定)
1.ハーネス及びロープを自分で装着できるかどうか
 ・ハーネスの正しいつけ方(緩み、上下)

2.簡単なルートのクライミングができるか(5.8以下、トップロープ)
 ・ルートファインディング
 ・リードクライミングの意識で臨む
 ・確実なホールド、スタンス
 ・体重移動

3.クライミング終了時に自己確保を取れるか(下記手順は結び換えを想定)
 1)終了点の一つにメインロープでランナーを取る
 2)そのランナーにインクノットで自己確保
 3)ビレイ解除してもらう
 4)終了点の構築(検定員のカラビナを支点と想定して良いかの確認)
 5)終了点での自己確保(安全環付きカラビナ)
 6)片方を支点に通しロープの引き上げ(振り分け)
 7)末端を8の字結びしてロープを腰のスリングにたらす
 8)下降器のセット
 9)下降器と懸垂下降用のロープ可動のテスティング
 10)下降器に体重をうつしセルフビレイを解除
 11)ロープをほぐしながら懸垂下降
 
4.懸垂下降ができるかどうか。方式は自由
5.懸垂下降開始前の自己確保を取っているか。
6.それぞれの場面において相手にわかるような明確は合図の実施
 ・「登ります」、「張って下さい」、「ぶら下がります」、「自己確保しました」、「ビレイ解除」、「ロープ下さい」など

7.安全のための確認(合図、ハーネスの装着、結び目)
 ・登る前の自分/確保者のハーネス、折り返し
 ・安全環付きカラビナのゲート
 ・ビレイ器の向き
 ・合図
 ・結び目:ダブルエイトノット

8.登山における体力
9.マナーと受験態度

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