ひとりよがりの愉しみ

ひとと違うかもしれないけど自分が良いと思うものを・・・

古代とんぼ玉

2005-04-27 13:19:20 | Weblog
いや~、ご存知のとおり PCのOSが破壊してしまったのには まいったー。
初期化したので まだ よちよち歩きの状態なのだ;
なのに ブログを書いている~~まだ、画像が 見つからないのだが適当にUPしてみたら「人面玉」に大当たり!!したんだな・・・・・
んじゃ、愉しもうかと思ってさー、皆さんおつきあいくださいね。

これ、去年の骨董フェアで見せてもらった(だけ)ものです。
京都や東京などから ある観光地に集まった西洋和洋の骨董業者のフェアだったんですが、入り口付近からゆっくり見てましたら「お前が好きなものがあるぞ。」と旦那が言うので奥に行きますと・・・あります~大好きなもんが~ズラリ・・でも、お値段もいいのね、やはり。
ところが 店主と三言ばかり話すと「では、お安くします。」となんと一気に三分の一まで落とすと言う!! もちろん買いましたねー。
オオッ!ローマンの銀化ボトルもあるのか!やはり安くしてくれるので 買う~~
店主も嬉しいのか、ついには何やら奥から持ち出してきて「空気に触れさせたくないので出してないのですが・・・。」と言うではないか。
そう、発掘品は空気に触れるとヒビが入ってしまうものと そうでないものがあるのだ。
残念ながら ヒビが入ってくるものらしいのだが・・・いやー、すごい!こんなのは はじめて見た・・・どっかの「とんぼ玉美術館」なんぞより迫力あるぞ。
写真だけ撮らせてもらい、私が師とあがめているお方に見せたら「なぜ、買わなかったのです!」とずいぶん惜しがられてしまいました。
でも その爪の甘さが いまの私の正直な姿なんですねー。。。

ツノツノ・・・・・・

2005-04-22 12:11:32 | Weblog
これ、何か わかりますか?
私が ガラスを趣味にしてたときに 作ったものなんです。
「手で見るギャラリー」というのが 東京の渋谷にあるのですが、触れることができるというのがすごく素敵だなーって思っていました。http://www.gallerytom.co.jp/
綺麗だな~って思うと触りたくなるし、匂いも嗅ぐし、時々はどんな味だろうと思うこともあったりして~~~(やっぱり、怪しいぞー、オイ;)

触って感じることができるものを考えていたら こんなんになっちゃいました。
ガラスは パウダー(粉)にして篩(ふるい)にかけて細かいものだけを使って 少しザラっとした質感・・・触る感覚が鋭い方だったら、色パウダーで三色に分かれていることも感じてくれるかもしれない。
海の波で洗われて 丸く優しくなった石のような感触だといいな、命の原点のような懐かしい温かさが出たらいいな・・・って思って 創ったものです。。。

着付け教室 そのⅡ

2005-04-20 20:37:33 | Weblog
今日も着付け教室だったので 頭を簡単にまとめてからいそいそと出かけた~~
名古屋帯の二回目でポイント柄のもの~~グフフ・・先日 お花見で予習しておいたんだなー
その時は苦労して帯を締めたんだが 今日、先生に教わるとなんと!!難しくないゾ!!!
簡単に楽に着るということは 着心地もいいし崩れにくく綺麗なのね~~いいぞ~

今日は 着付けの講習を早めに切り上げて 皆でお菓子などを持ち寄ってお茶会をやった。
年齢も職種も環境も実に 様々~~同じなのは 女性であること・・・いや~楽しい。
そして 着物を自分で着たいとひたむきに思ってることも同じなのだ。
ここでは、皆 一人の生徒の顔になって 喜んだり、落ち込んだり、恥ずかしがったりととても初々しくて 可愛いのだ。。。

懐かしいグループ

2005-04-19 22:00:54 | Weblog
こう見えても(どう見える!?)昔は ロック大好き少女だった・・・
小学生のころから ビートルズを聴き、ピンクフロイド、ディープパープル、ツェッペリン・・・など。
将来は ロック評論家(もしくは映画評論家)になりたいな~と思っていたくらいだった。

先月 旦那は東京へ仕事で行ったときにお土産にライヴ版のDVDを買ってきてくれた。
いつもは 美術館の図録がお決まりなのだが、時間がなかったらしい~~
クィーンのラストコンサートだ!!!きゃ~~~っ懐かしい♪
1986年だから、もうずいぶん前なんだな、フム。
私は その年にフレディ・マーキュリーが生まれたザンジバル島を旅してた、それも懐かしい。
ところで 初期のロジャー・テイラーのドラムに描かれてたライオンのロゴマーク アルバムにも同じロゴが入っていたけど、あれ、フレディの作品だったんです。カッコイイですよね。。。

美しい作品

2005-04-15 20:11:46 | Weblog
もともと小さい頃からガラスが好きなほうだったのだが、ある日とても心惹かれた作品に出会った・・・
初めてその作品を知ったときは「これが、ガラスなのか!」と驚き、その美しさに心を鷲づかみされ、さらにその力強い温かさにとても満たされ泣きたくなってしまったほどだった。
いや、たぶん私は泣いていたと思う・・・
もう、十数年も経つのだが、いまだにそれは私にとって大切なものである。
嬉しいときに触れるといっしょに喜んでくれてるように感じ、落ち込んでいるときは励ましてくれるように感じる。
 *ギャラリーNOWにて 扇田克也:光のカタチ

今日は その作品を産み出した作家の作品展初日だった。
富山での個展は 二度目で今日は在廊しているとお知らせしてくださったのだが、あいにく昨日から微熱が続き、鼻詰まりもひどくてどうにも決断力が鈍い(いつものことじゃないか・・・)
案の定、素晴らしい作品群を目の当たりにして ぼ~~~~~っとしてしまってる・・・
まったく情けないほどウダウダと決められなくて 付き合ってくれた友人にも助けてもらう。
でも、今回 万全の体勢で行ったとしても即決できなかったに違いないのではと思う。
それほどに凄い作品が わんさとあったのだ~~う~~ん;。。。

着付け教室

2005-04-13 21:40:11 | Weblog
実は・・・無料着付け教室というのに抽選で当たって 先々週より通ってる。
タダほど高いものは、ないと言うので事前にリサーチもしたが(どうやって?)大丈夫らしい。
今日は 名古屋帯ということで正月に着た紬と無地の綴れ帯を持っていった。

本日は、9人の生徒さんだったが、着物の知識がある方は三人(私を含ませていただきます;)であとの方々は おはしょりも身八つ口も衣紋も外国語のような感じらしい・・・・・・
年齢に関係なく 着物文化から遠ざかってずいぶん月日が経ってしまったのだろう。
時々 笑いがもれるような失態も 出てくるのだが。
その中のお一人が「私が嫁入りした頃は 大変貧しかったのに亡き母が 一生懸命にやりくりして着物を作ってくれた。でも結婚してから着物を着る余裕がなくて・・・私には 娘もいないので母が作ってくれた着物を着てから 死にたい・・・」とおっしゃられた時は とても感慨深く頷いてしまったのだ。。。

お花見~~

2005-04-10 11:25:48 | Weblog
ようやく 暖かくなったーっと思ったら暑い~~、なんと先日は 28℃を越えていたなんていうではないか!
一気に夏日なんて 卑怯だぞ~~!(って誰にゆうてるんだ・・・)
ともあれ、急に暖かくなったので なかなか咲きそうになかった桜の蕾もピンク色にふくらみ 昨日はめでたく開花宣言となった。
週末に重なったことと富山祭り(チンドン祭り)も催され、あちこちでお花見が盛り上がっていたようだ。

・・・で、開花宣言とは関係なく、お花見をしようと数日前からお誘いがあって昨日は 車を走らせた。
友人宅で立派なお庭を眺めつつお抹茶をいただく~~お薄からお濃い茶、器も素晴らしい・・・
会話が弾む~~オホホホ・・・・ではなくギャハハハ~~!!!だ。
お庭の向こうのピンク色(オカメ桜)の辺りが シャクナゲ公園と呼んでいる友人のものであるが、これがまたすごい!!!
数千坪?(広くてわからない)の敷地に整然と植えられている木々やお花、まるで別世界。
ここで野点をしようと赤い毛氈と傘も用意したのだが、ギャハハハ~~!!と笑ってばかりで先に進まない。
時間が迫っているので 予約してた近場の温泉に移動してまたまたギャハハハ~~!!!
こんな調子で一日ギャハハ笑いを飛ばし、お花見は無事終了、六人の仲間に心より感謝。。。

バイモユリ

2005-04-06 11:30:41 | Weblog
花が好きな人は多いだろうし、最近はちょっと洒落たお花までがスーパーの中のお花屋さんでも買えるようになった。
園芸店では 可愛いお花から樹木や野菜の苗まで所狭しと並べられ、手軽に楽しめるように育て方や殖やし方などを書いた紙を置いてあったりと至れり尽くせりになっている。
おかげであちこちのお庭や施設では いつもお花が満開で気持ちいい~~
フラワーアレンジのお教室も人気があるようで いま流行りのブリザーブドフラワーなどは半年くらい(!?)生花の瑞々しさが 楽しめるらしい。

我が家の庭はと言うと これが整理整頓が苦手な私を如実に表してるようでこれから初冬までは 次々と花が咲きまくり 冬になると草花は枯れて木々の葉は落ち、ただの荒れた庭になってしまう。
そして枯れたものをこまめに片づけない・・・・・・
雪が降るとその見苦しいものを全て覆い隠してくれるので「ま~いいか♪」などと怠惰な姿勢を決め込む。
そして 春になって芽吹くものは全て愛おしい・・・だから、一番に緑の芽を見つけたときは 雑草でもうれしくてそのままにしておくのだ。
春一番に咲く草花は 我が家ではクロッカス、ミニヒヤシンスそしてバイモユリその後ムスカリ、チューッリップなどが続くのだが。
このバイモユリ小さいながらその姿は 本当に優美でアールデコの絵を見てるような気持ちになる。
今年はひとつも花を付けてくれなかったので、実家からもらってきた。
皆さんは待ち遠しい花ってありますか。。。

機織り用の滑車

2005-04-01 22:11:55 | Weblog
布を織るための道具は 美しいものが多い。
カンボジアやタイ東北部などのアジアでは 織物が生活の一部であり、昔は木製の部品の一つ一つに美しい装飾が施されていた。
織機(高機)の部品 糸そうこうを上から釣り下げている滑車は、機の要であり特に美しい彫刻がされている。
小さいので使われなくなったものは オブジェとして飾りやすいので人気があるらしい・・・
*手前は鳥をかたどったもの、奥は植物

滑車は 堅いチーク材を使っていて装飾彫刻してから 彩色したり象眼や螺鈿など施してあるものもある。
写真の鳥の滑車は ずいぶん朽ちて車はなく顔も削げていて 摩耗してとろとろどころか風化して枯れているようだ・・・・・だが、インパクトは強くどこかの墓標の風格が漂っているみたいで気に入っている。
本来、糸そうこうの両側に対であるのに片方だけだったためか、それとも朽ち果てているためか、ずいぶん安く手に入った。
もう一方の植物をかたどったものは ちゃんと対でオブジェになっている優等生である。
こちらも気に入っているのだが、うちのお客さん達に人気があるのは 鳥のほう・・・
ものと出会うことは 偶然なのかそれとも何か必然性があって出会うのか わからない。
だからこそ 面白いのだろう。。。