平成25年1月19日土曜日、この日さいたま市大宮で
業界の囲碁初打ち会があり、参加申込みをしていた私は
いそいそと出かけていった。
試合数は決まっていて参加者全員が4試合である。
この大会は午前から始まりまた試合が少ないこともあり、普通に
進行するとだいたい3時半頃には4試合すべて終わってしまうのだ。
ただし総合優勝決定戦というものが1試合あることになっている。
棋力によってA,B2クラスに分かれて4試合を行ったあと、
最後にAクラス優勝者とBクラス優勝者による総合優勝決定戦
というものが企画されているのだ。
これはこの大会恒例のユニークな面白企画である。
ということで総合優勝決定戦に進出したA,Bクラスの優勝者の
2名のみこの日の試合数は5試合となる。
Aクラスに出場する渋田(しぶた)七段は3大会をまたいで、
現在14連勝中であった。
今日の大会で連勝を4つ伸ばし、そしてまた連勝のタスキを
自分で自分にかけて次の大会へと走っていくのだろうか。
いったい誰が渋田七段を止めるのだろうか、と私は思ったが、
結論は連勝はいつか止まると思った。
でも私はできたら今日止めたいなと思った。
だとして止めるのは誰か。他の選手か。それともオレか。
止めるならオレだろうな、とふと思った。何となくだ。
私の初戦の対戦相手は淵村(ふちむら)五段だった。
大会は1段級差1子のハンディ制で、私は六段で出ているので
手合いは淵村五段の先である。
1回戦の対局が厳かに始まった。
以下続く(その2は今週末の予定です)
業界の囲碁初打ち会があり、参加申込みをしていた私は
いそいそと出かけていった。
試合数は決まっていて参加者全員が4試合である。
この大会は午前から始まりまた試合が少ないこともあり、普通に
進行するとだいたい3時半頃には4試合すべて終わってしまうのだ。
ただし総合優勝決定戦というものが1試合あることになっている。
棋力によってA,B2クラスに分かれて4試合を行ったあと、
最後にAクラス優勝者とBクラス優勝者による総合優勝決定戦
というものが企画されているのだ。
これはこの大会恒例のユニークな面白企画である。
ということで総合優勝決定戦に進出したA,Bクラスの優勝者の
2名のみこの日の試合数は5試合となる。
Aクラスに出場する渋田(しぶた)七段は3大会をまたいで、
現在14連勝中であった。
今日の大会で連勝を4つ伸ばし、そしてまた連勝のタスキを
自分で自分にかけて次の大会へと走っていくのだろうか。
いったい誰が渋田七段を止めるのだろうか、と私は思ったが、
結論は連勝はいつか止まると思った。
でも私はできたら今日止めたいなと思った。
だとして止めるのは誰か。他の選手か。それともオレか。
止めるならオレだろうな、とふと思った。何となくだ。
私の初戦の対戦相手は淵村(ふちむら)五段だった。
大会は1段級差1子のハンディ制で、私は六段で出ているので
手合いは淵村五段の先である。
1回戦の対局が厳かに始まった。
以下続く(その2は今週末の予定です)