川端誠司ブログへようこそ

シンガーソングライターです。オセロが趣味でユーチューブで選手宣誓の場面を見れます。川端三段と打ち込んでください。

「大一番に臨むときの気持ちの持ちよう」

2024-08-23 18:00:30 | 勝ちの詩

結論からいえば平常心で臨むのがよい、と思われる。

よい、とは「そのほうが勝ちやすい。また負けた時に

ショックが残らない」という意味である。

 

大一番とはオセロだったら、ブロック大会の最終戦やプレーオフ、

もっと上の大会だったら全日本の決勝戦などである。

 

「絶対に勝つ!」という強い気持ちではなく、

普段の気持ちで、

例えばローカルの大会での1試合的な感覚でその一番を打っていく。

 

なぜ自分がそう思うかといえば、最近参考になるある本を読んだからである。

書名は「天地の理にかなう~半田道玄の覚書から」

著者は斉藤謙明氏である。

 

中身は囲碁棋士半田道玄(はんだどうげん)九段のエッセイをまとめた

ものだが一言でいえば囲碁哲学の本である。

 

その101ページに

「妹は僕が一番勝負に強いという。なるほどそう言われると一番勝負は

勝っている。自分では勝負は弱いと思っていたが、これがいのちとなると

強くなるらしい。いざというおりも心になんら変わる動きがない。

ふだんのように平然と打つので相手が恐れるのである。

これは僕が強いというより、相手が弱くなるのである」

 

という記述があり、なるほどと思った。私は理由の部分が

大変わかりやすく当然だなと思った。

 

なのでもし自分が将来そういう大一番のゲーム対局を打つことがあれば、

自分もそういう心持ちで対局に臨みたいと思っている。

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