福島原発事故のあとに。

数日前のテレビ番組で被災地から北海道へ避難した家族が
話していましたが、
”貴方たちはいいわねーエ”と被災地に残らざるを得ない奥様から言われたそうです。

自主避難だと保証がでない為、経済的になんとか成り立つ人しか引越せませんよね・・・
どちらの家族にとっても苦汁の決断ですね。

私自身、子供たちをのびのび育てたいと都会から千葉県茂原市に引っ越して来た家族を
茂原へ出かる度に見かけ明るい奥さんと子煩悩なご主人、活発な姉妹には
いつも友達と若いお母さんたちが訪れて楽しい笑い声が聞こえていました。

地震後、久しぶりに行ってみると家の様子がガラリと変わって
子供の笑い声は無く奥さんの姿も見ません、
奥さんが買い物に出る時に使っている車と、

子供たちの自転車が倒れたままになっていて
片付く様子が有りません・・・・

その後時間が２年近く流れましたがご主人だけが残って仕事をしているようで夜に成ると明かりひっそりついています。
休日には疎開先の家族のもとへ車で行くんだろうなー・・・・

楽しいはずのマイホーム生活を奪い親子を引き裂いたのは誰でしょう？
千葉でさえそうなのですから美しい福島は一体どうなのでしょう・・・・・・
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