劇団アルティスタブログ

日々のお稽古の様子など。

読み合わせ♪

2014-06-23 23:26:58 | インポート
先週の稽古は新人の子達には初めてのワークショップをしました。


まずは「粘土」
三人一組で出来るワークショップですが、初めてですし、場所が狭かったのでモデル・粘土役・彫刻家二名の四人一組でやってもらいました。
粘土役の後ろにモデルにポーズをとってもらい、彫刻家は粘土役の身体に触れず、口でアドバイスもせずにモデルと同じポーズを促します。
モデルはポーズをとるレッスン、彫刻家は粘土役に意思を伝え、粘土役の人は彫刻家の意思を汲み取るレッスンになります。




なかなか難しそうです。



「同じに出来た?」



可愛くできるかな?



次に三グループに分かれて、「一枚の絵」のワークショップを。
テーマを決めて、他のチームに当ててもらいます。
順番は決めますが、誰がどの役割をするかはいっさい相談しません。
積み木を組み立てていくように、そのテーマの絵の様に作り上げていきます。






さて、ブログを見て下さってる方も各グループのテーマわかりますか?


休憩をはさんで、台本をノートに書き写す説明をうけました。
文章の間隔を3~4行あけて書いてもらい、線を引いて下にも書くスペースを取ります。
ノートに書き写すのは、ダメだしをされた所や演出を台本に書いていては台本が読みにくくなるのもありますが、役のその時の気持ちや振り付けなども書いていくためです。
また、自分に関係ないシーンは書かなくてもいいという事はありません。
舞台は皆で作り上げていくもの。
皆がそれぞれの役の気持ちや世界観を理解していかなければなりません。


1~2ページ程書いた後は、宿題です。
そしてあまり時間は取れませんでしたが、お待ちかねの初めての読み合わせを。
初舞台の子達がほとんどですが、学校での本読みのクセが出ていて途中で度々止められてダメだしされていました。
「本読み」や「朗読」ではありません。
「台詞」です。
頭で考えず、心で感じて出すものです。
そして心で「受けて」「返す」のです。

次回、読み合わせの前に少し台詞の強弱の付け方をアドバイス出来たらなと思います。

さぁ、翌日はオーディションですよ~