人生四季折々

人生四季折々、人生の彩となる日々の出来事を美しく楽しく有意義に語り伝えることを無上の楽しみとして描いたい。

真言宗正寿院(しょうじゅいん)

2018-04-26 23:59:17 | 旅行
正寿院(しょうじゅいん)の山号は慈眼山(じげんざん)。
高野山真言宗に属し、創建は800年ほど前と伝わっています。
その昔、お寺の少し奥に瀧谷という滝があることから、瀧谷寺(りゅうこくじ)とも言われていました。
滝があり、地名が川上(かわかみ)、また鎮守の神様が水にゆかりがある弁財天からして「水」と深い関わりのあるお寺ということが分かります。
戦国・江戸時代において二度の火災に見舞われている為、はっきりとした創建年は不詳ですが、およそ800年前に創建。
今は廃寺となった医王教寺(717年創建)の塔頭寺院として建立されたと伝えられています。
現在、記述として残っているのは、当院を慶長元年(1596年)に中興された祐胤大徳という僧が、慶長18年(1614年)9月11日に遷化されたということが位牌から見て判ります。
この中興の祖・祐胤大徳を1世として、現在住職の24世までの歴代住職名は下記の通り。
(※中興とは、衰えていた物事や状態を再び盛んにすること)
中興祐胤大徳-圓長-円清-實清-音性-圓入-實音-實性-圓融-栄照-経恵-自仁-了道-盛胤-乗秀-良純-快真-光専-専應-弘尊-秀演-観順-寛順-現住職




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