Der König Hat Eselsohren

望郷:山口晃展@メゾン・エルメス

5月までやってるから、そんなに急いで行かなくても…とも思ったけれど、やっぱり行ってきました。

なぜなら、3月20日までは、外のディスプレーも画伯のデザインだから(笑)

いきなり正面入り口脇に、白木の屋根がついてますが…f(^_^;




それ以外にも波板オンパレード!!
普通の人が見たら、訳がわかんないと思うぞ~!!(笑)










それにしても、画伯とエルメスという取り合わせが、謎。
や、でも、あの車輪とエンジンのついた馬がスカーフにでもなったら、絶対買うけど(笑)


ということで、店内のエレベーターで8階へ。
なんというか、エルメスにそぐわない格好で来ても、同じような人が他にもいるんで、かなり気楽~♪
会場内も、まったくもって混んではいないけれど、全然人がいないわけでもなく。

入場無料でこれって、贅沢だな!

空間の使い方も、まずはおニューの電柱が、どど~ん!と5本も並んで。
今回は全体にモノトーンでシックな電柱。←どんなんじゃ(笑)
タイトルは「忘れじの電柱」。
忘れじのって…相変わらず便器なんかが取り付けられてて、こんなモン現実にあったかよっっ!!!(笑)

や、でもなんかちょっとわかるよ。
このみょ~~~~にノスタルジックな感じ。
でも、見ながら1人で笑い転げてたけどな!!


もう一つ大きな部屋には、最新作「Tokio山水(東京圖2012)」。
これまた「そう来たか」ってな感じで、どーん!とスカイツリーが立ってる反面、皇居が千代田城になってたり、陸軍があったり、いつもながら東京タワーの途中に屋根がついていたり…。

でも、おそらく画伯の絵を始めてみるんだろう、やや歳のいったご夫婦が、この時空のまぜこぜ感、現実と空想のまぜこぜ感に、「あれ?…え??」と訳がわからなくなっていた様子(笑)


つーか。
まだ半分以上下書き状態なんですが…f(^_^;

そうか。
1本目の電柱に取り付けられてた伝言板に、「3月17日 11:10 進まない…。」って書いてあったのは、これのことか(笑)
その脇の「鯛と浮く」の絵もなんなんだ?!ってところだけど(=「台東区」)


この山水図、ひじょ~~~~に壮大で詳細な東京のパースペクティヴなので、会期中に描き終わるんだろうか???とかな~り心配な感じ(笑)

ただ、下の方に書かれていた、「新豊洲火力発電所」「新豊洲原発」の文字に、とてもとても惹かれる♪
どんなモンが描きあげられるんだか…(笑)


あ、そうそう、脇っちょにつくられた小部屋「正しい、しかし間違えている」も面白かったです。
電柱や山水図の構想…っつーか、設計図だよ、これ!な図面に、ほほぉ♪と感心する。
その一方で、片隅のカレンダーに色々と予定や落書きが書いてあったり…ヒマな釣り(=ひなまつり)とか、すヾしろ締め切りとか。←たぶん守らないんだろう(笑)


こうなったら、会期中、来れる限り足を運んでやろうかい!無料だし!!←上から目線。
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