Der König Hat Eselsohren

Ulm(6)

やっぱ、バックステージで見るようになった最初のときに、Rüdeが、袖で見たらいいよ、といってくれたその通り、ど真ん中とはいえ、観客席の方で見るとスピーカーで耳がウワ~~ンと鳴っている。
間違いなく、耳には良くないf(^_^;


でも、ここでふと気づく。

今日、ここに来たときにこびりついていた、イライラ、モヤモヤが、雲散霧消している。
なんか、身も心も軽くなった感じ。

でもこれ、たぶん、ライブで歌って飛び跳ねて発散したことはもちろん、それだけじゃないんだよ。
ここに来ると、みんな、私が私であることを、それだけで喜んでくれて、受け入れてくれているからなのだ。

これって、日本ではそうそう感じ取れない。

もちろん、絶対にないとはいわないが、それがいとも簡単にかき消されてしまうほど、毎日毎日、むしろ生爪を剥がされ続けているような感じ。
ホント、第1次安倍政権の時点で、毎日生きた心地がしなかったけど、今はもはや、何枚爪があるんだか?くらい、あいつらの存在と言動自体が拷問に等しいよ。
日本にいると、それすらも麻痺しそうだけど、実際にはその(精神的な)痛みをずっと感じて生きているから、ダメージ半端ない。

やっぱ、日本、嫌いかも。

ずっとこのままドイツにいられたらなぁ。
もちろん、ドイツにもいろいろな問題があることはわかっているけれど、日本にいるほどの絶望感は味わわずにいられそうに思う。


そんな「心の深呼吸」をしている傍らで、Rüdeがパンツ1丁でバスルームに飛び込んでいく(笑)
つーか、わざと前を隠すフリとか、私がいるからわざとやってるのはわかるが、今更もういいからf(^_^;

ここのバスルームって、おそらく男子用もそうだろうと思うんだが、トイレとシャワーブースが簡単な壁で仕切られているだけで、鍵がかかるのが入口のドアだけなので、一遍に一人しか使えない。

なので、男子用を誰かが使っていたら、あとは女子用しか使えないわけで。
男子、女子、なんていう区別すら無意味。
空いてるところを使うしかない。

つづいてPeterがバスタオル1枚腰に巻いてきたけれど、これでバスルームはどっちも使用中だ(笑)

で、Rüdeが出てきたら、今度はFlo。
この間、隙間を縫う以外、誰もトイレすら行けない。


ま、そんな中、私はFloに好きなもの飲め、と言われたんで、Augustinerを冷蔵ケースから出したけど(笑)
ただ、ライターで開けるのは習ったけれど、瓶の王冠同士ではやはりまだ心許ない。
幸い、ソムリエナイフが置いてあるのを見つけて、栓抜きの方で開けようとしたが、うまくいかずにいたところ、こうだよ、とBertilが開けてくれたf(^_^;

3人がシャワーを終えて奥の部屋に引っ込んだくらいのタイミングで、下から、「Aiko~!」という声が聞こえた。
KristinとDanielaがようやくバックステージに入れたらしい。

階段を上ってきて、すぐは普通だったけれど、Garderobeで「飲みたいものは何でも飲んでいいよ」というと、周りの様子を見回してから、Danielaがおそるおそる「ここってPrivat?」と訊く。
そうだよ、と答えると、場違いなところに来ちゃった感ありあり。
でも、今日はもう、ケータリングルームは片付けちゃってると思う、というと結構居心地悪そうだ。

でも、もしかして、ケータリンがもう終わってるって、私の勘違い?と思ったが、やはり間違いではなさそう。
なにしろ、着替え終わってでてきたFloが何も言わずにいるし、この階段上のテーブルに置かれているサイン帳に落書きしている(笑)






さらに、バックステージを尋ねてきた関係者らしき4人家族にも、その場でそのまま応対。
今日の物販で売っていたポスターにサインして、さらに落書きまでしている(笑)

しかも着替え終わったでてきたRüdeは、すっかり帰り支度だし、Peterも同じく。

さすがにいつもより早くない?
今日はもしかして、ここで解散なのか?
みんな、お互いに、じゃ、火曜日に!!と言い合っている。









昼間、外にバスがなかったのは、そのせいなのか?
でも、バスで寝て帰るんじゃなかったら、電車は既になくなっているはずだから、ここに泊まるか、自分で車に乗ってきて、このまま車で帰るくらいしか手段はないと思う。

どうなってるんだろう?f(^_^;

Danielaも、明日は朝から仕事なんだよね、といっている。
ということは、このまま車で帰るのかも。
またね!といって別れるも、階段下でRüdeに引っかかっている(笑)



でも、結局タイムテーブルは見つからなかったけれど、この様子だと、今日は12時過ぎには解散っぽい。
それって、こっちにはいいことだけどね♪

で、MarcがPeterに、火曜日はBürgermeisterがどうたらこうたら、と話している。
え?
ゲルメリンクの市長が来るのか?
Peterも聞き直している。
市長が来るんだか、こっちから行くんだかわからないが、市長がやってきてライブ前に挨拶でもしたら、メッチャ笑うよ(爆)





3人ともが出て行こうとしている時点で、私も帰る。

出口は会場を通ったところだが、ホワイエ周辺には、まだまだ結構な人がいる。
その人並みをすり抜けて、Schillerstraßeを北上し、Zinglerstraßに入ったところで、後ろから声を掛けられた。

KristinとDanielaだった。
ホテルは結構近く、というと、乗っていけ、という。

乗ってすぐ、この道をそのまま、と言ってしまったために、却って途中で道をそれてしまったが、道の名前を思い出せないものの、ホテルの名前で検索して送ってくれた。

なんてありがたい。

しかも、全然気にしなくていいよ!と言っている。

また火曜日に!!


ホテルの部屋に戻って、さっさとシャワーを浴びて、寝る!!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「Sportfreunde Stiller」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事