Der König Hat Eselsohren

新・北斎展@森アーツセンターギャラリー



こないだ諦めた分、平日狙って行ってきましたよ。
でも、クッソ余裕を持って家を出たのに、中央線が乗ってからどんどん遅延…。

結局、着いたのが9時55分!!

チケットを買ってあったおかげで、入るのには全く並ばずに済んだけれど、入場してみればすでに長蛇の列。

展示が雅号順になってるんで、春朗期はほぼスルーだ!f(^_^;
や、だって、この初期の作品をいちいちゆっくり見ようと思ってたら、ますます混んでくるのが目に見える。
確かに今回の目玉というか、永田コレクションからの出品が多いところではあるけれど、全部が全部初見というわけじゃないだろうし(記憶に残っていないだろうがf(^_^;)

ということで、所々すっ飛ばして鑑賞。
確実に見るのは、初公開のものと肉筆画に限定。
後はいいっすよ。
いつかどこかで見るかもしれない。
そもそも、富嶽三十六景なんて、何度目だ?
滝も前に見たし、百物語も(大好きなんだけど)何度見たことやら(笑)
それ以外でも、浮世絵にしても北斎漫画にしても、結構見てるんだよね。

それに、永田コレクションというところに価値を見るならば、島根に行けばいいじゃん(笑)
本当に見たいなら、そこケチらない!!

私は多分そこまでしないと思うが(笑)、このゴミゴミした中で見るくらいだったら、島根に行った方がよっぽどいい。

まぁ、文句を言うのはともかく、今回は肉筆画もかなり充実。
全くもって、絵の上手いじじいだなぁ(笑)
いやいや、別に、じじいになる前からの作品が並んでるんだけどねf(^_^;
でも、どうも年をとるごとに上手くなっていく。
ホントに百まで生きたら、どんなことになっていたやら(笑)

しかも、最後のあたりで出ていた半紙本とかって、よくよく考えたら70すぎて描いてんだ。
70過ぎのじいさんが、あんな細い線、どうやって描いたんだ?!Σ( ̄□ ̄;
ハズキルーペとか、持ってないだろ!?(笑)

そして、ラストが今回の目玉中の目玉、「弘法大師修法図」。
うん、大迫力。
でもって、手がちょっと?なところが北斎(笑)

すぐ手前の「富士越龍図」の繊細さと引き比べると、同一人物が描いたとはにわかに信じがたいのだが…f(^_^;


それにしても、飛ばし飛ばし見ても2時間。
結構疲れた…orz
作品数が多すぎるのと、どの展示室も真ん中に展示ケースが置かれているので、休めるところがない。
あとからあとから人は増えてくるし、もうちょっとなんとかならないもんかなぁ。
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