Der König Hat Eselsohren

Stuttgart - 04

しばらくして、また、Rüdeも戻ってきたので、結局またテーブルに着く。
でもって、PeterとRüdeが喋っているのを、わかったようなわからないような感じで聞いている。
ここへ来るまでにずいぶんと聞き取りが進歩してきたように感じていたけれど、昨日から再び下り坂を下っているようにしか思えない(笑)


と、Peterがなにやら、こそっと言うと。

「Happy Birthday to You~♪」

いきなりみんなで歌い出した!(゚∀゚)
うひょ~!!

「Happy Birthday liebe Aiko~♪ Happy Birthday to You~♪」
Rüdeのヤツ、素知らぬふりして、既にどこかで耳打ちされてたな?(笑)
いやぁ、めっちゃ楽しい誕生日だなぁ♪
子供の頃は夏休み中なんで、家族以外に祝ってもらうことが少なかったけれど、年をとればとるほど、祝ってもらえる機会が増えてるような気がする。
うん。
福岡では、「誕生日だから、オープンキャンパスのあとで飲み会やれ」とか、ほぼ暴君だったけどなf(^_^;

さっき、ビールを持っていったときに撮ったらしい写真を、Rüdeがインスタにアップしようとしている。
が、なかなかうまくいかない。
文章が長すぎるのか?書き直したりしているが、思うようにならないらしく、Ingoに教えてもらっている。

つか、普段あんまり見てないけど、インスタはあんたがやってんのか?!(笑)
Facebookは基本的にMarcがアップしてるんだろうと思ってたけど、これからはインスタも見なきゃならないじゃん。
めんどくさい!! ←でも見る。

そして、Rüdeはまた、何かを持って、ステージ下へ。
しばらくすると、また、戻ってくる。
何をしてるんだか。

「Bis Später」とかなんとか言って、Peterが出て行こうとしている。
「ん?」
「Bis gleich」

雨脚はますます強くなっている。
完全な本降りだ、こりゃ。

「ビール飲む?」
といって、Rüdeが楽屋からBECKSを持ってきてくれる。
ちょうどASHの演奏が始まったところだ。
「ASHは知ってる?」
えっと、昨日会ったけど(笑)
「ASHはね、1997年にデビューして、20年もやってるSuper Bandなんだよ」

「もっと近くで見よう」

ビールを片手に、ステージ袖へ。
曲を聴きながら、スタッフと今日のセットリストや、傍らに貼ってある、既に終わったライブのセットリストを見ながら笑っている。
もちろん、Floのイラストを(笑)

「この曲、一番いいんだよ」
なんて曲だか知らないが、ふと向こう側を見てみると、MarcとFloもライブを見に出てきている。
Peterだけは、部屋にこもってるのか?

10分ほどすると、Rüdeがいなくなった。
そろそろ練習の時間か。
練習は昨日潜り込んだから、今日はいいか。

それにしても、いよいよ雨が激しくなり、風も冷たくなっている。
ビールを飲みながらだから、よりいっそう寒い。
仕方ないのでカーディガンを羽織るも、それでも肌寒さを感じる。
今日こそ、革が必要だったかf(^_^;

ASHの演奏が終わる頃には、まさにバケツをひっくり返したような土砂降り。
このステージの袖からケータリング部屋に戻る、ほんの1~2メートルの距離すら移動困難。
ホントに、たったこれだけの距離のために、傘をささなければならないほど。
大丈夫か、これ?

や、もちろん、雷でも鳴らない限り、どれだけ雨が降ってもライブはやるんですが。

(つづく)
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