Der König Hat Eselsohren

E-Werk@Köln

ホテルから会場までは、歩いて15分ほど。

本当はもうちょっと近いホテルもあったんだが、料金が高すぎて手が出なかった。
今日のホテルだって、ほぼ涙目になりそうな値段だったよ…orz

とはいえ、会場に行く途中の雰囲気もあまりよろしくなくて、帰りが不安だ。
まぁ、ドイツだから、大丈夫だけど。


会場らしき建物の前に、おそらくこれが入り口であろうと思われる柵と赤テープがあるのだが、その中に座っている人がいたりして、結構カオスなんで、係の人っぽいおじさんに訊いてみると、ここが入り口だという。

じゃ、今日は一番乗りじゃなかったか。

つーか、見たことある顔?と思ったら、向こうから声をかけてきた。
ミュンヘンに来ていた親子連れのママじゃん!
今日も娘を連れてきたんだって。
つーか、娘が来たいから、お供になってる(笑)

今日、Kristin来る?と言うので、今日は来ない、今日来るのはCorinnaとChristophと答えるも、どっちもわからないらしい。

で、しばらくしたら、高校生の娘ちゃん登場~!!

会場前は徐々に人が増えてきてはいるが、天気のせいか、列を作っていると言うほどではない。

セキュリティスタッフがドアに何やら貼り付けてると思ったら、正面向かって右のドアにPress、Gästeliste、真ん中のドアにTicketと貼り出された。

ありゃ。
列は別なのか。
早く来て損したかも(笑)

Corinnaからは、今ホテルを出た、から始まって、タクシー乗った、とSMSが来るも、なかなか姿を現さない。
どういうこっちゃ?と思っていたら、結構遠くのホテルをとっているらしい。

確かに、ホント高いんだよ。ケルンのホテル。
旧市街周辺ならともかく、ライン川を挟んだこのあたりですら高いのだ。
なんと全然反対方向のメッセの近くに泊まっているらしい。

しばらくして、ChristophとSonjaがやってきた。
つーか、向こうはこっちを知ってはいるみたいだけど、Sonjaとは初対面。
実はかなり早くから来て、入り口の階段に座っていた若い男の子もみんなと知り合いで、Tobiasと言うらしい。

初のライブはいつだったかという話になって、Sonjaは2002年だというのをスゲー!と思っていたら、Christophは1997年だって…メジャーデビュー前じゃん!!(笑)
そりゃ、Marcが目を掛けるわけだよ。
Aikoは2007年のアシャッフェンブルクだったよね?と。
よく覚えてるなぁ。
正確には2008年だけど、日本からファンクラブに入りたいってのが来てる、って、衝撃的だったんだろうな(笑)

ふと気付くと、列がぐるっと建物の脇にまで伸びていた。

19時ちょっと前にドアが開いて、ゲストリストのカウンターに行って名前を言うが、どの関係?バンド?とか聞かれた上にAusweis?なんぞと言われるΣ( ̄□ ̄;)
つーか、まさか今日、パスポートなんて持ってないし!!

それでもそのまま入れてくれたからいいんだけど。
この次から必ずパスポート持ってった上に、何なら見せて回ろう。
みんなVornameしか知らないからな(笑)

そんなゴチャゴチャはあっても、一番乗り!!

Christoph以外はみんなで最前列を陣取る。
「最前列は我々のものだ!」とかましたら、娘ちゃんが爆笑してくれた。

ここから更にまだ2時間あるのだが、Sonjaがめちゃめちゃ陽気で、一緒に写真を撮りまくったり、更に他の知り合いが集まってきたりと、始まる前から大騒ぎ。

ゲストのBibizaも、2日目は多少こっちが聴き慣れた感じ(笑)
ま、3杯目のビールを手に、ダラダラと柵にもたれて聴いてるんだけど…f(^_^;


で、いよいよ。

昨日はLauth anhörenが入って驚いたけど、元に戻ったかも。

と、思いきや。

Einmal Mond und zurückだと?!Σ( ̄□ ̄;)
何年ぶりだろう?!
この曲めっちゃ好きだし、何なら、確か2016年に、何かやってほしい曲ある?とか言われたときにこの曲名出しても、準備できてなくてかなわなかったりして、もう聴けないかと思ってた。

しかも今日はHand in Handも入ったりして、昨日までとは結構セットリストが違っている。

Siehst du das genau soは今日もライトなし。
でも、こっちはもう勝手に手を振ってるし、なんならみんなして肩組んでる(笑)

第一部、終了。

ってか、チケットにサインくれ~!っと、チケットとボールペンを持った人が何人も後ろから乗りかかってきて、ウザい!!

と、Corinnaが、ちょっとChristophのところに行ってくる、とバッグだけ持って行ってしまった…。

アンコール1はいつも通り、Das Geschenkから。

の、Du bist eine Bank。

 

で、もちろん途中からPeterが客席に降りていって…。

Ich, Roque。

 

JEDER NUR EIN Xでアンコール1終了。
で、また、後ろから、サインくれ攻撃…(ーー;)

アンコール2はなんとAuf der guten Seiteだ!!Σ( ̄□ ̄;)
ここもセットリストを変えてきたか!!

Es muss was Wunderbareres seinは、今日もキレッキレ(笑)

が!
ここでなんとカメラが電池切れ!!
急いでバッテリーを交換するも、なぜかシャッターが押せない!!(>o<)

えぇ~い!!カメラにこだわってないで、スマホで行くぞ!!

そして、Fast wie von selbstで終了。

で、ま~た後ろから、サインくれアタックを受けて、こっちは瀕死の状態…(T_T)

きょうはセットリストを、娘ちゃんとTobiasが貰ってたんで、よしとする。


が。

なぜかステージの照明が消えず、客電もつかず…。

なんと珍しいことに再登場!!
でもって、Unterwegs!!

マジか~!!大サービスじゃん!!
はぁ~、楽しすぎ♪


Corinnaが戻ってきて、MarcからChristophに連絡が来て、外で会う算段をしているらしい。
それはありがたい。
私も今日は挨拶して帰りたいし。
でもここはChristophに任せよう。

ChristophとCorinnaは音響ブースのそばにいて、Ich, Roqueの出だしをバッチリ撮った動画を見せてくれた。

つーか、主役がどっちかっつーとBertilだったけど(笑)


とにかく、会場からの追い出し圧力が半端ないので、外へ出て、入り口の門のあたりで待っていたのだが、Marcからは何も言ってこないらしい。
だんだんと周りも人がいなくなり、会場前に待機しているタクシーも減り始めてしまったので、Corinnaや他の人もどんどん帰って行った。

残った徒歩組のみんなはまだ待つかと思いきや、Christophも帰りかける?!

ちょっと待った、ちょっと待った!
私はこのままじゃ帰れないよ!!
みんなは来週以降も色々と来る予定だろうけど、私は早くても7月末にならないと次来られないんだ!!(>o<)
せめて一言挨拶して帰らないと!!

「私、Peterに電話するね」

つったら、目が点になる(・o・)、というのは、まさにこういうのを言うんだろうなぁ、という表情をされて、こっちが驚いた(笑)
つか、まさかChristophまでそんなに驚くとは、こっちの方がびっくりだよf(^_^;

しばらく呼び出し音がして、Peterが出た。
今、会場前にいて、挨拶したいんだけど、と言ったら、わかった、そっちに行くからと言って切れる。

「来るって」

一同、更に呆然(笑)

しばらくして、奥の方にPeterの姿が現れるも、その手前に陣取っていたグループが知り合いらしく、しばらくそこに引っかかっているf(^_^;
ま、いつもそんな感じだし。

未だ、マジか~、と言う表情の、Tobias、Sonja、Christoph、あともう一人女の子。
「だから、私はSportiesの友達だ、っていってんじゃん!」

ようやくPeterがこっちへ向かってきた。
ぎゅ~っとハグしてスリスリ。
髪がまだ湿っぽいぞ(笑)
「今回マジでKristinを尊敬した~。毎日、2時間前から並んで、大変だった!」
Peter大苦笑。

他の4人ともハグし、Christophが口火を切って、今日はこの3日間のセットリストの話。
ニュルンベルクはいまいちだったけど、オッフェンバッハは良かったよね、などなど。
Peterの方も、昨日は少しだけ変えて良くなったけど、今日は大幅に変えた、と言っている。
私的には、今日のセットリスト最高だったよ♪

明日は休みなので嬉しい、とPeterはめっちゃ笑顔。
ホテルでゆっくり寝られる、と。
そうだよね。
明後日はハンブルクだから、もちろんミュンヘンに帰る余裕はないけれど、あのバスのベッドで毎日寝起きするのは辛すぎる。
経験者だから、気持ちが誰よりもよくわかる(笑)

しばらく話した後で、Peterが、中に入ることは出来ないけど、裏の方でみんな出てきてるから、そっちに来る?と言ってくれて、みんなで裏に回ることに。

さっきはみんな帰るモードだったところ、なんか、逆転満塁ホームランをぶっ放しちまったみたいだぜ(笑)

SonjaがPeterと写真を撮り始めたので、便乗してツーショット。


途中でセキュリティスタッフが、Peterに身分証を求めてきたんで、クッソ笑う。
今日の主役だぞ(笑)


裏に回っていくと、スタッフが荷物の積み込みをしている脇で、みんながだべっている。

てか、Bertilがこっちに向かって手を振ってくれてる!
「Bertil!久しぶり!!」
めっちゃハグし合う。
昨年は来てなかったし、その前もいないことも多かったから、多分一番久しぶりなんじゃない?
ここに座れ、とベンチの自分の隣をバンバンたたく(笑)

「Aiko、何飲む?」とPeterが訊いてくるので、「もちろん、ビール!」

が、しばらくしてPeterが持ってきた飲み物を配り終わって、栓まで開けて回ったのに、私の分がないΣ( ̄□ ̄;)
「Peter、私のビール忘れてる!」
急いで、そばにあったまだ開いてないビールをとってくれる(笑)


さっきまで知り合いとおぼしき人たちとしゃべっていたRüdeとハグ。
めっちゃスリスリした後で、で、横にいるこの人誰?と思っていたら、
「Markusだよ。こっちはAiko。日本から来てるんだよ」
昨日、今日とゲストだったBibizaのメンバーだった。

「昨日も今日も一番前にいたよね?」
はっはっは。覚えられてる(当たり前か)
日本のどこから来てるの?日本に行ったことあるよ、あと、他のアジアの国も回ったなぁ、などなど。
私は、旅行はいっつもドイツだけど、いっつもライブのためだけど(笑)

バンドのことを訊かれて、「Ihr seid schön」と言ったら、音楽が?見た目が?と訊かれたので、両方、と言っておいた(見た目はイケメン)


Sonjaが、23年ファンやってて、こんなの初めてと感激している(笑)
「あんた最高の友達よ。これからもずっと仲良くしてね」と耳元でささやかれるf(^_^;

少し前にBertilとの話の輪に加わっていたNiko-kleinが気付いてくれて、ハグ。

Rüdeがこっちの輪の中に入ってきて、昨年ずっと忙しかったこと、特に、ウクライナに救急車を贈る活動やらも同時に抱えていて、本当に大変だった、とか。
救急車の件は、今回ライブ中必ず触れてたしね。
1日に5人助けられたって。

向こうの方でPeterとやりとりしているのはFlo?
と思ったら、バスの方に行ってしまった。
結局、今回、Floとは話す機会なしかな…?

と、思っていたら、こっちに戻ってきた。
ヤッホー!!
がっちりとハグ!!
どう?変わりはない?と言うんで、昨年に比べたら仕事は忙しくないけど、学部が引っ越して、色々と変わったり通勤が長くなって大変なんだよね~、1時間は掛かるから、と言ったら、1時間?!マジか!!と(笑)
ま、日本では珍しくないけど…f(^_^;
でも実際には1時間半くらいかかることもあるから、マジできつい。

自分の家ももっと都心の方に引っ越したいけど高いし。
「買うの?それとも借りるの?」
「どっちも高すぎて…それにドイツに来るのに飛行機代も高くなってるし、でもライブに来るのが私にとっては何よりも重要だから!」
うんうん、それはわかってる、と笑う。
で、もう今回誰と何回話したんだか、くらいの飛行機がいくら掛かったか、何時間かかるのか話(笑)
「日本とドイツは、戦争のせいで今は15時間くらい掛かるけど、明日はロンドン経由だから、全部で20時間くらいかな?」

そこから、前に、日本でライブやりたいって話をしてたんだよね、という話題に。
でも結局、飛行機乗るのが怖いから、ムリってf(^_^;
アイスランドはなんとか我慢できたらしいけど。
Rüdeも飛行機嫌いなんだよね~orz

でもやっぱ、何かやりたいよな…、と思っていたら、なんか来年ブラジルでライブやるかも、って?!
Christophが、ブラジルと日本を回って、世界ツアーをやればいいと提案(笑)
マジその通りだ。
「行けそうなら、私もブラジル行くよ!うちらニューヨークだって行ったし!」
「日本からブラジルってどれくらい掛かる?」
「う~ん、30時間か、40時間か…。米国で乗り継ぎが必要だし。」
でも、マジ、講義とかぶってなければ行くぜ♪

奥の方に駐まっていた大型トラックが出て行こうとしているんで、みんなでよけている中、Floが大げさに誘導をしている(笑)
トラックのおっちゃんもウケている。
Floのこういうとこ、最高に楽しい。

FloとChristophが何やら延々話し出していて、ところどころGasteigだとか、わかる名前が出てくるんだけど、何を話しているんだかさっぱり。
つーか、実はSonjaたちも、全くわからない、と。
なぜならバイエリッシュで話してるから(笑)

なんと、FloとChristophは、ミュンヘンとインゴルシュタットの間にある、同じ町の出身なんだとΣ( ̄□ ̄;)
知らなかった!!
なので、バリバリ方言でしゃべってるんで、他の人は全くわからないって。

「Aikoは方言は話すのか?」と言うんで、東京弁と、あと福岡に14年いたから博多弁はちょっと話せる、と説明する。
つーか、福岡って地名自体、まず知らないから、福岡がどこにあるのかの説明もしなきゃならないけどf(^_^;

片付け忘れていたのか、ひっそりと止めてあった自転車をPeterが持ち出してきて、ついでに乗り回し、
「Sonja, komm!」
と、Sonjaを後ろに乗っけて、ぐるぐると走り回る。
Sonja、大はしゃぎ。
しばらく乗り回して、Sonjaを下ろした後、Peterは自転車を荷物の方にしまいに行った。

Sonja、さらに大興奮。
他のみんなも、今日はなんかスゴイ、と言ってる。
これ、私はいつものことなんだけど(笑)

時計を見ると、既に1時20分を回っている。
マジで寒い。
荷物の搬出が終わって、そろそろ人も減ってきた。
出発は1時半かな?
Peterが荷物を背負って行くのが見えた。

Floもそろそろ行くと言うんで、がっちりハグしながら、また夏に来るね、多分、と伝えておく。

いよいよもう、出発時間らしく、Rüdeも最後の挨拶に来た。
もしかして、このままPeterに会わないとなるとまずいんで、この次また、Peterにメールで伝える、と言っておく。

けど、ちゃんとPeterは最後に会いに来てくれた。
「またメールで知らせてね。元気でね。」

バスの前を通り過ぎざま、大きい方のNikoが向こうからやってきたので、「Niko, tschüs!」と手を振ったら、「Ciao!」と笑顔で手を振ってくれた。

よし!!
挨拶したかった人、ほぼほぼ挨拶できた♪


名前がわからない、眼鏡を掛けた女の子は、反対方向ということで、会場の門の前でお別れ。
4人で同じ方向に歩いて行き、ちょうど交差点に突き当たったところで、ChristophとSonjaはすぐそこのホテルだという。
つーか、あの高いホテルか?f(^_^;
Tobiasは同じ方向だというので訊いてみたら、なんと同じホテルだった(笑)

Sonjaは最後の最後まで、あんた最高!これからも連絡とろう!と言い続けた。


道々、Tobiasと、どうしてファンになったのか(ママの影響)、とか色々話をする。
もともと東側の出身なので、あえて西側で働こうと思ったとか、なので本当なら昨日のオッフェンバッハも来たかったけれど、彼女を優先したとか(笑)
いつかは彼女も一緒にライブに来られるといいね。

ホテルにたどり着き、また会おうね、とハグして別れた。


部屋に入ってからスマホを見ると、1時間も前にCorinnaから、ホテルにはちゃんと帰れた?というSMSが来ていたので、今ホテルに戻ったよ、Sportiesに挨拶してきた、とだけ返事をしておいた。
彼女のおかげでこの3日間、最高に充実して楽しめたのに、先に帰らせてしまって、かわいそうなことしたなぁ。
もっとちゃんとドイツ語を聞き取れるようになるべく、もっともっと修行しないと…orz

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