Der König Hat Eselsohren

ジュネーブ 2日目

レギンスやトレンカといった代物は、実に旅行向きだ。
夜、下着類と一緒に手洗いすれば、大体朝には乾いている。
荷物が少なくて済む。
ついでに服装が女子っぽくなる(笑)

フロントにネットのIDとパスワードをもらいに行き、ようやくネット接続。
特に急ぎのメールもなく、問題なし。
そろそろBrigitteさんたちにメールを書いた方がいいんじゃないかとも思うのだが、今のところ、Effaから試合のチケットについて知らせてこないので、もうちょっと待ってみることにする。

今日は最初から、国際機関の集まっているエリアに行こう、と決めていたのだが、ガイドブックを読んでいるうちに、郊外のカルージュという街が良い感じ、みたいに書いてあったので、午前中はそっちに行ってみようかと。

それと同時に、昨日見つけることが出来なかった雨合羽を探しに、まずはMANORに行ってみようか。

で、路面電車を待ちながら、路線図を眺めているうちに気が付いた。
ガイドブックには、カルージュへは12番の路面電車、と書かれていたけれど、ここを通っている13番も行くっぽい。

よし。
次に来る電車が13番だったら、真っ先にカルージュへ。
15番だったら、MANOR。

来たのは15番。

雨具売り場そのものは見つからなかったが、トラベル用品コーナーで、ビニールの合羽を発見。
でも19.90フランもする…ちょっと高すぎないか?
それにユニセックスでフルレングスって、私が着たら絶対に引きずるだろうf(^_^;

さらにぐるぐると見て回って、スポーツ用品コーナーでかなりきちんとした合羽が20フランに値下げされているのを発見。
ジャケットだけだけど。
それでもこっちの方がましだよね?防寒着にも出来るし。
ただ、それでもやはり高い。もうちょっと検討を要する。

そんな目の端に、トレッキングシューズが。
買った方がいいのかなぁ?
出発前にも迷ったけれど、どのみち買いに行く時間がなくて、そのままなのだ。
本格的に登山をするつもりはないけれど、日帰りでもないし。

どっちも頭の片隅に置いたまま、もっと安いのも探すつもりで、再び路面電車へ。

カルージュを目指す。
ありがちな町並みの中を揺られていき、川を一本渡った途端、景色が一変。
ここはいったいどこ?!f(^_^;

もともとイタリア人が集まってできた街だと言うけれど、なるほど、確かにそんな雰囲気だ。






ガイドブックには詳しい地図が載っていないので、ここに書かれている店がいったいどの辺にあるのか、皆目見当も付かないのだが、適当にふらふらと歩いてみる。


こんな、物凄く古そうな家があったり。




市が開かれていたり。




夏休みシーズンのせいか、開いていない店が多いけれど、普段だったら、もっと色々ありそう。
やたらと飲食店も多いし。

ここでそのまま昼食にしてもいいのだが、どうにも決めかねたので、旧市街まで戻ってきて、昨日と同じレザルミュールへ。
今日はジュネーブ名物フィレ・ドゥ・ペルシェ。
揚げた、というより揚げ焼き状態の魚に、バターソースがたっぷり掛かって、結構好みの味。




さらに湖畔の方まで下りていって見ると、昨日は午後から止まっていた噴水が、見事に吹き上げている。
これは下まで行ってみなければ!!



しぶきがかかる~!


そろそろまた、歩くのが面倒になってきたので、路面電車をやや遠回りしながら乗り継ぎ、いったんホテルに戻って、スニーカーに履き替えることにする。

と、コルナヴァン駅のあたりから、レマン湖の向こうにモンブランが見える?!
今日は天気が良いので、姿を現したのだ。


路面電車の終点で降りると、目の前が国連のヨーロッパ本部。

そのまえでなにやら騒いでいる集団。
なんだ、またチベット解放を謳ってる集団か。見飽きた。

彼らが陣取っている場所に、大きな椅子のモニュメント。



足が一本ないのは、地雷で負傷した人を象徴しているのだそうだ。

そしてこれが、国連ヨーロッパ本部の正面。



見学の入り口はまた別。

で、その前の広場から、道路を隔てた向こうまで、さらに公園が広がっていて、そこにはこんなモニュメントも。





それを見下ろすようにして立つ「ひときわ高い」WIPO。




国連の脇の方へと上がっていくと、美術館の前に座っているのはガンジー。




さらに上がっていくと、赤十字。



ただし博物館の方は2013年まで改装のため休館中。
別に興味がないから良いんだけど(笑)
だって、ガイドブックを読みながら、ん?アンリ・デュナンって何した人だっけ?としばらく思い出せなかったf(^_^;


そして、国連の側面。ここから見学者は入るのだが、結構な人数が並んでいる。



しかも説明が英語とフランス語だけだ、というのにも気持ちが萎えたf(^_^;


その代わりに、その先にあるILOくらい拝んでいこうか、とも思ったけれど、人通りも少なく、日差しもめちゃくちゃ強いので、断念…orz
国連周辺だけで、良しとしよう!(笑)
UNHCRを遠目に見て、国際機関巡りは終了~♪

建物がいちいちデカイ上に、間がうんと開いているので、日差しが照りつけて辛い。

それよりなにより、レマン湖越しのモンブランをしっかり拝もうではないか!!

そして、色々探した上でのベストポイントはここ!!



今回のカメラは望遠レンズをつけていないので(パンケーキレンズのみf(^_^;)、携帯でも撮影。




まさに「白い山」。
あそこに登るんだよ?今履いているこのスニーカーではまずいんじゃないか?f(^_^;
や、登るったって、ロープウェイでだけど(笑)

でも、大体において、日帰りツアーならともかく、3泊もして、天気がよければ毎日あちこち行こうってのに。
しかも、大氷河へ行くハイキングコースなんてのも、ちょっと行ってみたいし。

やっぱトレッキングシューズを買いに行こう…f(^_^;

今朝MANORでみた、90フランに値下げされているSALOMONのシューズ。
あれだったらちゃんとサイズもあったし。

というわけで、22.5と23を何度も履き比べて、22.5に決定。
ついでに合羽も、ちゃんとした方のを買う。

さらに下の食品売り場で、今日の夕食=つまみを購入。
早めの時間からホテルの部屋にこもり、ワインとつまみを手にPCに向かう。

が、写真のアップロードに、いちいちものすごく時間が掛かる…orz
めんどくさいよぉ~。

TVも全部フランス語で、何がなにやら。
適当なところで切り上げて、明日に備えて早めに寝よう。
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